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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十二章『外敵』
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刺客(48)

3019年 7月28日


偵察の部隊はずいぶん出ているらしい。


目撃証言を聞いて、出向くと大体が撤退した後だ。


これが日常的で、たまたま偵察部隊がかち合ったときに叩き合いがあるらしい。


あんまりモチベーションは高くなさそうだと思ったが、案の定そうらしい。


とは言っても、手を抜きすぎれば逆に味方のほうが怖くなる。敵前逃亡は死罪であるからだ。


しかし、そうなるとダラダラした勝負も多くなる。農業の繁忙期になれば自然と撤退する気なのではないかと言うのが、前線の意見でもあるようだった。


俺の予想もそれに近い。農業の繁忙期はよくわからないが、少なくとも相手のモチベーションは高くない。


いっそ前線を押し上げるつもりのほうが早いのではないかとガンドドに言ってみると、それも良いかもしれないと納得された。


こっちの前線基地は正直しょぼい。ほとんどテントだ。


向こうの前線基地は小さくとも砦であるらしい。


そっちのほうが住み心地が良さそうだ。


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