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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十二章『外敵』
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刺客(47)

3019年 7月27日


一緒に組む事になった宝石騎士はガンドドだった。


破壊神の所であって以来だが、知り合いだったのは助かる。


聞けば、俺と別れてからも森で破壊神の警護を続けていたが、変態マスクが破壊神を身にまとった破壊神ゴーレムを動かし、それに対抗しようとしたが電撃でひっくり返ったらしい。


「目覚めた時は天国かと思ったくらいだ。とにかくすごかった」


まあ、この星ではあんな電気は他には雷くらいだろうから。その衝撃はすごかっただろう。


そうして怪我をおったが、どうにかこうにか、体の不調も治ったところ。いつものように仕事をしていたら、この戦争に呼ばれたらしい。


「国内の化け物狩りが主な仕事だが、なんでもじぇんとるまんとか言うのが、宝石騎士を何人か潰したらしくてな」


そんな感じでお鉢が回って来たそうだ。


「人間相手はあんまりやる気がせん」と不満そうだった。


まあ、気持ちは多少はわかる。化け物というか、動物相手と人相手ではやはり違う。


どちらが弱いかと言えば、人間のほうが弱い。力量差が明確にあると向こうは戦わなくなったりもするらしい。


「戦争ってのは良くないなぁ」と言う呟きが妙に悲しかった。


俺の主な任務は展開させている兵隊の言葉を受けて、出撃。敵を倒す事らしい。


それが部隊であるのか、あるいは敵のエースであるのか。はたまた噂のゴーレムであるのかはその場になってみないとわからない。


陽動作戦を受けないように一人が出撃した時は、もう一人が休む事になるようだ。

頑張ろう。


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