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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十二章『外敵』
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刺客(46)

3019年 7月25日


付き添いの兵隊さんに現在の状況を尋ねてみる。


リコウダー王国の国境をアシュテロンが踏み越えて来たのが三ヶ月ほど前。


俺がジェントルマンになって王都で暴れていた頃に、攻められていたようだ。日記で言う四月の頭頃だ。


リコウダー王国はデルフォースへ協力を打診して、援軍を送る。それが五月の半ば頃。


確認してみると村を襲撃しに来た船団を吹き飛ばしたのは五月末だった。


守備隊が薄い所を突く為にかなり計画されたものだったのは間違いないようだ。


あいにくと不意をつく為の部隊を俺が吹っ飛ばしたので、相手の国からするとなんだか大変な事になっているらしかった。


海のルートって、俺が手を出さなくても全滅の可能性も考えられると思うんだが……そうでもないのだろうか?


いや、そもそも戦争に勝つかどうかが賭けだったのだろう。問題なく勝てるなら正面から来ていただろうからだ。


しかし予定と違う事は察しているだろう。


となると死にものぐるいで来る可能性もある訳だが……やだなぁ。


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