刺客(23)
3019年 7月2日
リンガーレイフォンと比べると、サラウンドはずいぶんと常識があるらしかった。
と言うのもちゃんと自前の召使いがいるからだ。
リンガーレイフォンは合った当初はそこらへんの人間を捕まえては命令していたから、それに比べれば格段にまともと言えるだろう。
その話をすると、リンガーレイフォンがまともになったと言う話は有名であるらしかった。
あいつ、自己中心的だったからな。
連日勝負度挑まれていたあの期間があいつの成長に繋がったのなら、まあそれはそれでよしだ。いつか貸しを返してもらいたい所だが……。
まあ、実際の所向こうは向こうで俺の事を面倒を見たとでも思っているに違いない。
戦場での様子を聞くと、どうも戦争と言っても一気にドンパチする訳でもないらしい。
大砲はあるはずだが、昔に一番隊の基地にいった時は投石機も現役の様子だった。俺の考えてる戦争とはまた違う形なのかもしれない。
あんまり古いドキュメンタリーなんかはあんまり見てないからなぁ……。まあ、戦争のルールが地球に準じているかどうかもわからない訳だが。
二番隊の基地はすっかりがらーんとしてた。
どうも一部は戦争に駆り出されているらしい。結構大変だ。
まあ、なんにしても今回の移動は付いて行くだけで良さそうだ。実に気楽だ。
サラウンドに道中はお任せしよう。




