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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第一章『旅立ち』
47/775

2890年(47)

2890年 4月21日

いよいよ出発。さらば、この時代に生きているみんな。

結構な式典も行われ、見た事もないお偉いさんも来てた。


今日の為に天候操作もしたらしい。雲一つない青空だった。


軌道エレベーターを使わずに地球から打ち上げる船は珍しい。

見物人もずいぶん集まっていた。


だがどいつもこいつも俺が帰ってくるころには骨しか残っていまい。と内心で呟いてみる。

なんだか悪役になったようで楽しい。


「頑張りましょうね。ご主人さま!」などとアカ子が喚く。うるせ、うっせ。


打ち上げは意外と揺れなかった。訓練のシュミレーションはもっと旧型の船だったのか?


しかし、どんどんと遠くなってゆく自分のいた星と言うのは、何とも言えない気分にさせてくれる。


うれしかったのは、アカ子の料理がうまかった事だ。デリーしゃす。


90日間の宇宙の旅を楽しもう。


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