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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十一章『工場』
424/775

稼働(5)

3019年 4月15日


今日は雨。じっとりと熱く、奴隷達も元気が無い。


それでも奴隷馬車よりは格段にマシのようだ。比較対象がそれでは乗り心地が良くないと乗り合い馬車にかなりの割合で乗っている俺としては悲しい。


宿の飯がうまかったのは良かったが、宿ではおとなしくしていた分、子供の元気が有り余っていた。


部屋の中で出来る遊びを教える。ジャンケンとあっち向いてほい、あとはあやとりなどだが、時間は潰せているようだ。


母親達から買いたいものに関してリストを貰った。


洗濯道具などは予想の範囲外だったが、俺が思い浮かべていたのはアンリエードの家のものだ。住処を移すとそう言うのも必要になる。


既に住処を移しているとしたら、アカ子達は買い直しただろうか? お金はある程度、預けてあるから、問題は無いだろうけど。


それを差し引いても人数が一気に増えるので買い足すのも必要だろう。


そのほか、洋服ではなく生地や裁縫道具などもリストに合った。


作れるのかと聞けば、そっちの方が安く済むからと言う返事が帰って来た。

案外多芸だ。


教育に関してもだが、昨日の話を鑑みると帳簿が書けると言うのは非常に高いレベルなのでは無いだろうか?


完全に情に流されて買ったのだが……案外、お買い得だったのかも。


洗濯のテストに使うことを考えれば、下着などは多めに買っておいて良いかもしれない。

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