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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十一章『工場』
421/775

稼働(2)

3019年 4月12日


母親達は暇な様子だ。

まあ、移動中は子供の面倒を見ているので大変そうではあるが。


疲れさせて眠らせる方向で、チャンバラをさせる。


武器は木の枝だが、争わせると言うのは中々白熱するもののようだ。


ぴしぱしと白熱してた。


疲れた分、早く寝たようで母親達は助かっていた様子だった。


母親達にいろいろ話を聞くと三人ともある程度は計算が出来るらしい。

その内の一人は帳簿も書けると言っていた。


そう言う仕事はアカ子が得意だろうが、アカ子を監視や統括に回すという手もある。


今回のことで思い知ったが、事と次第に置いては俺はアカ子を連れて逃亡することも念頭においておく必要がある。


経理や、工場の管理などの経験があれば、奴隷達も新しい生活の足がかりに出来るかもしれない。


石鹸を作るのに電気が必要である以上、石鹸工場自体を残してやることは難しいだろうが……。電気以外の作り方を調べておくべきだろうか?


いろいろアカ子と相談しながら考えるべきかもしれない。


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