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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第一章『旅立ち』
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2890年(4)

2890年 3月9日


昨日、実際に俺を笑った奴らと殴り合いをする。再び馬鹿にしてきたからだ。


弱った人間に追撃するなど、血の通った人のやることではない。


この間は見逃したが、今度は容赦しなかった。


数が多いからと、俺がやり返さないと高を括って居たに違いない。馬鹿め。


自暴自棄の人間の恐ろしさをとくと味あわせてやった。


失恋の痛みは味合わせてやれないが、それと同様くらいのダメージは負わせてやる気だった。


結果として頬が痛いが、あいつらは病室のベッドの上だ。ざあみやがれ。


俺をチビだからと侮りやがったな。黄色人種を甘く見た罰だ。

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