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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
383/775

従業員(30)

3019年 3月6日


手紙を置いて逃げ出す。手紙の内容は自分は「おれダメ。もう限界。リンガーレイフォンは情けない俺を忘れて自宅で頑張れ」と書いておいた。実際はもうちょっと丁寧だ。


今日のところは走って次の村を目指す。怪我は痛むが、ナノマシーンが痛覚をいくらかはマシにしてくれているようだ。


怪我した状態で走るのはそれでも辛かった。それでも王都に残っていると問題がまた出てくる気がする。日が昇る前から乗り合い馬車は出ていないので、苦肉の策だ。


敗北すれば、宝石騎士にはならなくて済む。能力不足の証明はしたし、辞退もした。


もう二度とあんな婆とは戦わないぞ。


次の村で酪農をやってて助かった。とにかく肉だ。回復にはエネルギーが居る。


骨の繋ぐ音が止まず熱を持ってる。熱い。


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