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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
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従業員(24)

3019年 2月28日


俺を襲ったのは間違いなくリンガーレイフォンの実家だ。動きも慌ただしい。


かなり大きな家で、剣術道場と言うよりも砦と言った方が良い。


王都にあるにしては物々しすぎるような気もするが、逆にそれが王様からの信用度の証と言えるのかもしれない。


スパイもどきで、調べた結果だとリンガーレイフォンも実家から身動きが取れなくなっているらしい。


どうするかなぁ。


道は二つ。見なかった事にするパターン。現状が楽で、将来はどうなるか判らないパターンだ。


もう一つは現状をなんとかするパターン。問題はどうすれば良いかわからんことだ。

破れかぶれで自宅に乗り込むか、あるいは王様に協力を頼むか。


協力を頼む際に問題があるとすれば、俺が対価に出せるものが無いと言う事だ。


あるとすれば、文字通り労働力になるだろう。


宝石騎士への就任が決まって、めでたしめでたしって事になる。


年貢の納め時ってやつなのだろうか。覚悟を決めるべきか?


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