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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
368/775

従業員(15)

3019年 2月19日


次の村まで街道を使わずに移動したら、訓練は終了と言う事にした。


森の移動に苦労していたようだが、すぐにそんな事はどうでも良くなっていたようだった。


休憩時間と偽って、落とし穴に落とす事三回。ついには呼びかけに反応しなくなった。


声をかけるとすぐに剣を抜いて戦闘姿勢を取れるようになったし良かったと思う。


同時に罠も張り巡らしてあったから、非常に慎重に行動するようになった。


天狗になっていると不意打ちでやられてしまう事は多い。


能ある鷹は爪を隠すと言うから、謙虚な気持ちが大切だ。


予定通り今日はゴールできなかった。夕方くらいには泣いていたが、泣けるならまだ余裕がある。この後は誰彼関係なく、謝るようになる。むしろ夕方まで持ったのは根性がある方だ。すばらしい。


でもこのあと深夜になって、視界が悪くなって眠るのが怖くなってからが本番だ。


新月だし、今晩はうってつけだ。


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