表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
367/775

従業員(14)

3019年 2月18日


奇妙な事にリンガーレイフォンの戦い方に変化が生じてきている。


先手必勝型だったのが、待ちの姿勢を崩さない。


どうしたんだと聞くと、観察をしているらしい。


敵を知り、己を知ればうんぬんと言う奴だろうか。カンフー映画で見たな。


笑顔の練習から発展させたのだとすると、なかなか勤勉だが、俺としては練習時間が長くなって辛い。


俺の戦い方は先手必勝と言うよりは、肉薄からの力押しだ。なにせ、この星で俺より身長が低いのは子供だけだ。リーチで負ければ、一方的に攻撃される。


練習では剣を使わせられているから、飛び込むしか無い。


そうした結果として死角からの攻撃になっているようだ。


この戦い方だと敵の攻撃を避けて、潜り込むのが一番手っ取り早いので、待ちの構えをされるとやりづらい。砂で目つぶしすると怒るし。


しかし、もうすぐ王都だ。


話のタネに聞いてみると、俺が師匠らしい事を教えてやれれば、宝石の件で俺が有利になるように話してくれると言う。


しかし、接近戦の指導は出来ない。関節技を教えようにも、俺を実験台にすると、子供相手に有効な関節技講座になってしまう。


迷った末に、レンジャー訓練を提案してみる。


「生命の危機を感じると、人間すごい力が出ると言う。常人には耐えられないがやるか?」


と訪ねると、「おお、そんなものが」と感心して、やる気になっていた。


レンジャー訓練はやられた事は合ったが、やった事は無い。でも、追いつめれば良いのだろう。だいたいそんな感じだった。


人間不信にはなるが、五感が冴えるから良い効果が出るかもしれない。頑張ろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ