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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
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従業員(11)

3019年 2月15日


今日は石鹸が乾燥して完成する日だ。オスマンさんが派遣してくれた業者の人はアンリエードの家に着いただろうか?


上手い事、屋敷の工事が始まってくれていれば良いなと思う。


従業員を連れて帰るまでに工事が終了してなかったら、宿屋に借り住まいをしてもらう事になるだろう。アンリエードの家はあまり余裕が無い。


もしくは借家を借りることになるかもしれない。


最低人数も計算しておくべきだろうか。


しかし、奴隷と言うのがどう扱えば良いのか判らない。普通に従業員を雇う感覚でいいのだろうか。単純労働は刑務所の保安をしたときに見た事がある。机が並んでて、作業してたから、そんな感じだろう。


人数が多くなると、食事の準備もある。この星では下働きは女性と言うくくりは無い。


体格で言えば女性にむしろ分がある。筋力の割合から言えば男性の方が多いようなので、平均で見ればイーブンだと考えていい。


移動しながら見る分には下働きは若い者の仕事だった。どうやって配分すれば良いかは奴隷の専門家と言う人に聞く事にしよう。


こっちはそれまでに向こうに相談したい事の内容を纏めておかなくては行けない。


リンガーレイフォンは笑顔の練習をさせている。頬の筋肉がつったらしいが、筋トレだと思って頑張ってもらおう。


……このアドバイスを逆輸入すると、俺も笑顔の訓練をするのか? やだなぁ。

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