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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
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従業員(4)


3019年 2月8日


朝飯を食べていると、クラウンがやってきた。


リンガーレイフォンに合いにきたらしい。相変わらずミーハーな奴だ。


どうもクラウンはリンガーレイフォンに憧れているらしい。考えてみれば、初めて合った時は鎧姿だった。


それからきゃぴきゃぴとあれやこれやと、話しかけていた。


しかし俺の弟子になったと言う話を聞いたとたん、白い目でこっちを見てきた。


許せないらしいが、そんな事言われても俺が困る。


そのまま、飲み会になったがひどいもんだった。昼過ぎたくらいには完全に出来上がっていて、ぐでんぐでんだった。


そこから恋人の話になり、女二人はわぎゃわぎゃとさらに騒がしくなり、ゲンナリしていところに流れ星の話が出た。どうも二人とも流れ星にお願いごとをしてたらしい。


メルヘンなことだが、隕石と言えばお舟だ。詳しい話を聞こうと思ったら、二人ともダメになっていた。師匠としてアルコールは禁止してやるべきかもしれない。


店に来ていた奴等が知っている事を教えてくれたが、一部は海に落ちた分もあるらしい。人がそう言うのを見たと言う話がちらほら上がっていた。


どうやら部品が散らばって落ちた分もあるようだ。


そうなってくると、宇宙船を流れ星で探すのは中々大変かもしれない。


具体的な捜査を行うにはやっぱりオスマンさんに話を振ってみるべきか。王都に行くなら王様についでにお願いしても良いかもしれない。


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