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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第九章『従業員』
342/775

下準備(28)

3019年 1月25日


査定の人は年の行ったおばちゃんと若い女性だった。どうやら上司と部下というか、師弟関係のような物らしい。


「ちっさ!」と部下の女が言って、上司に殴られていた。


この星はどの爺さんも婆さんも身長が高くていけない。


腹は立ったが、それはそれ、これはこれだ。無礼は許そう。


まあ、何はともあれ、乗り合い馬車に乗ろうとしたらリンガーレイフォンが現れた。

他人のフリをしたが無理だった。畜生。


なんだよーと問えば、納得がいかんと噛み付いてくる。


「決闘に卑怯も何も無いだろ」と言えば「それでも騎士か!」と返してきたので「きしじゃない」と返事を返してみたら黙ってしまった。なにか盲点だったらしい。


査定の人たちは不審な顔をしていたが、宝石騎士の一人だと知ると、目を見合わせて「また後日にしましょうか」などと言ってくる。


そりゃ困る。屋敷が買えるにしろ、買えないにしろ。戦車は早くしまっておきたい。


いろいろと手続きもあるだろうし、一日でも早い方が良い。


しょうがないので、「話があるならついてこい」と行ったら着いてくる事になった。


査定の二人はドン引きしてたけど。


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