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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第八章『破壊神』
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再戦(24)

3018年 12月17日


石けんモドキを持って、オスマンさんのところに行く。


オスマンさんは気分良く俺を家に上げてくれた。


お茶をして、内容を説明して、まさに汚れがすてきに落ちるところを実戦しようとした時だ。


オスマンさんの家で、変態マスクによる強襲を受けた。でかくて、黒くて、ぶにゅぶにゅした人型の奴だ。あの黒さには見覚えがある。破壊神だ。何だか丸いそのボディーにも見覚えがあった変態マスクのゴーレムだった。


屋敷をぶっ壊しながら入ってきたそいつは三メートルはあった。


装備は持っていなかったが、やらねばならない!


とっておきのブラス銃を打ったが効果なし。


そこらへんにあった壷を片手に接近戦を挑んだが、目の前に火花が散ったかと思ったら気絶していた。たぶん、噂の電撃だ。雷がどうたらと言っていたから、それが俺の頭に当たったらしい。


眼を覚ますと、屋敷は半壊。ゴーレムはいなくなっていた。オスマンさんの話だと「ミリア嬢を呼び戻して婚約を解消しろ」と変態マスクがのたまったらしい。


石けんはどこかに行った。ぜったいに許さん。徹底的に、ぼこぼこにしてやる。

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