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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第一章『旅立ち』
30/775

2890年(30)

2890年 4月4日


キャンベル博士によると、俺に施されるナノマシンによる処置は現状でも最高レベルのものになるらしい。

筋力は数十倍。骨密度は数百倍。病気もしないし、怪我の治りも早い。話を聞くに、さながらスーパーマンだ。


しかし身長は伸ばせないらしい。まったく、中途半端な。


キャンベル博士によると、最悪六千年の地球には地球人が生き残ってない可能性もあるらしい。


そうなれば俺は孤立無援。

もし、何かの間違いで地球が無くなっていたら、俺は単身で生存可能な星まで行かなきゃならないとまで言われた。

そんな情報なら渡さない方がいいんじゃないかと言ったら、情報開示は最低限の節度だよ言われてしまった。


俺が嫌がったら、どうするんだと質問したら、それはそれで仕方がないとも言われた。


どうやら、キャンベル博士はこの計画にあまり興味がないらしい。責任者のくせに。




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