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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第八章『破壊神』
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再戦(5)

3018年 11月29日


昨日は探索の事ばかり考えていたが、その前に戦車をなんとかしなくてはならない。


とりあえず乗り回すわけにも行かないから、腰を据える必要がある。


しかし宇宙服と違って、宿屋においてくれとも言えないだろう。


必要な物としては家と納屋だ。野ざらしでも耐久度には問題が無いが、人目に晒しておきたくない。アカ子は家に居てもらえば良い。


アカ子の探索が思ったより、早く終わった事でお金に関しては余裕がある。


これを足がかりに納屋付きの家をなんとか手に入れる。その後は生活資金を傭兵家業で賄っても良い。


これなら、生きて行く分には問題が無いはずだ。もしも家を購入する事に成っても、傭兵の稼ぎを当てにして借金しても良い。


そう考えると腰を据えるとすれば第一候補はやはりデルフォースの町……オスマンさんが居るヨッサムの町に居を構えた方がいろいろ便利だ。


王都も悪くないが、あの辺に知り合いは少ない。王様は簡単には頼れないだろう。



次の候補地はアンリエードの居る村だ。人が少ないのが良い。


だが生活の当てが無い。しかしアンリエードにアカ子を匿ってもらえる。

その場合、戦車を置く納屋をアンリエードの家の横に造らせてもらえば良い。


アカ子の生活に不備は出ないし、費用も安く済むかもしれない。


アンリエードに迷惑をかけるのは良くないが……。


生活の安定だけ考えれば、オスマンさんに本格的に雇ってもらうのが最有力か……有りかもしれない。門番とか。


長く苦労する気もないので、何とか生活を安定させたいと言うのが本音となる。


お舟を救出した後の生活の事もあるし……。


うぬぬぬぬ。


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