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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第八章『破壊神』
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破壊神(17)

3018年 11月19日


近隣の村で、移動する不思議な家を捕まえるために軍が出ていると言う話を聞いた。


どうも、戦車の異常性を見抜かれたらしい。


あるいは化け物かなにかだと勘違いされた可能性もある。デルフォースでは化け物狩りに軍隊を出す事もあると聞いた事がある。

この国でもそうなのかもしれない。なんにせよ、厄介だ。


何せこっちにはラゴウが居る。正真正銘の化け物だから、言い訳も聞いてもらえないかもしれない。


幸いな事に捕まったと言う話は聞かない。


実際、戦車であれば捕まることはあり得ないだろうが……弾丸一発でも使われるともったいない。


加えて悪評が立つのも問題だ。合流できた後で戦車を隠すのにあまり労力を使うのは避けたい。


なんにせよ、現場で情報が手に入ったのは大きい。


どうか動く家が戦車で、アカ子が無事で居ますように。


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