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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第八章『破壊神』
267/775

破壊神(10)

3018年 11月12日


ラゴウの飛行速度はかなり早い。

子供の落書きみたいな、ふざけたデザインのくせに。


今日は野営。ラゴウが仕留めてきた獲物を丸焼きにする。血生臭くてまずい。血抜きが足りなかったようだ。


野営の装備は無いので葉っぱを集めて眠ることにする。野営は虫が面倒で良くない。


生木を燃やして、虫除けの煙を炊くなんて映画でしか見た事が無かった。たまに地球での価値観を思い出すと、実に贅沢な事をやってるものだ。


虫と言えば高タンパク質だからと、無理矢理サバイバル訓練で食べさせられた事を思い出す。あれも思えばまずかった。


ラゴウは種族の中でも特別力が強く、頭が良かったらしい。他の兄弟は喋ることもできないそうだ。


それは突然変異の枠を超えてるんじゃないか?


この星の生物はどこかおかしい。規模は違うが、あのやたらデカイ破壊神も、ラゴウも、強すぎる。破壊神なんて、賢者の言葉を信じるなら捕食が目的の強さの規模を超えている。

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