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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(29)

3018年 10月20日


オスマンさんから、アカ子の目撃情報らしきものを知らされた。奇妙な動く小屋のようなものを見たという話があるらしい。


俺が簡単に説明した戦車は動く小屋のような物として認識されている。石の固まりが動くような世界だが、動く小屋は珍しいようだ。


場所は四つほど国を跨いだファラコンラと言う国だそうだ。

地図で見せてもらったが、かなり遠い。目撃された時期は二ヶ月前とこれまた古い。


アカ子の乗った戦車であれば良いけど……すぐにでも真偽を確認したいところだが、今はミリアお嬢の護衛という仕事がある。


我慢するよりほかは無い。とりあえず、同じように動く家に関して情報を集めてもらう事にした。


とはいえ、オスマン氏としては娘の結婚―――果ては、娘の命が掛かっているのだ。


犯人の捜査に全力を挙げるだろう。こちらの情報捜査は、おざなりになるに違いない。


一先ず、リンガーレンフォン当てにこの情報を伝えるために手紙を書いた。


リンガーレイフォンから王様へ情報が渡れば向こうの進展になるかもしれない。

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