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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(28)

3019年 10月19日


オスマンさんから変態マスクの情報が入ってきた。変態マスクの名前はカールビ。知る人しか知らないが有能なゴーレム専門の魔法使いらしい。


職業が本当に魔法使いのようだ。驚きだ。


魔法使いですって、職業を説明するとき言うのだろうか? 俺の感性からすると恥ずかしいのだが……、いつかそんな人に合ったときに笑わないように心がけよう。


調べるのに時間がかかったわけは、オスマンさんやミリアと全く繋がりを見出せなかったら、裏付けを取れなかったという。


どんな経緯があれば魔法使いと知り合うのか、まったく想像が及ばない。


ゴーレムを操るか、もしくは販売できるのだろうか?


とにもかくにも、犯人には違いないようだ。確定事項になったので教えてくれたのだろう。まあ、なんであれ。犯人に目星がついたのはすばらしい。


すでに変態マスクを捕まえる為の人員も動いているそうなので、俺はミリアお嬢の守備に専念すればいい。


魔法使いなるものに興味津々の俺だ。捕まったら面談させてもらおう。


しかし、魔法か。俺の中のおおよその予想は普通の科学技術の亜種だ。

俺が知らない技術なんて山ほどある。化学薬品とか……化学式とか全然覚えた事ないし、まあ、それで石が人型に動くとは思えないけど、そう言う事もあるかもしれない。


チンからホイで、不思議な事がぽわわわんなんて事は無いはずだ。


しかし魔法と言う単語がこの地域でこんなに馴染んでるとは思わなかった。……俺が子供になった理由が魔法だと言っても、露骨に笑い飛ばす奴が居ないのは変だとは内心思っていたが。


よもや、魔法の有無に疑惑を持たされるとは思わなかった。とにかく俺の役目は防衛だ。できるだけ、ミリアお嬢には家にいるように頼んでおいた。


追いつめられた変態マスクがもし来るとしたら……そう遠い話ではないだろう。


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