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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(26)

3018年 10月17日


屋敷にミリアお嬢の未来の旦那さんがやってきた。


彼も姿見鏡とか頼むのかと思ったが、そうでもないらしい。暮らしぶりを見るのが目的のようだ。


よく考えたらお嬢が向こうに行くのであって、こっちに旦那さんが来る訳ではなかった。


家の様子を見てなにが判るかと言えば、ミリアお嬢の趣味だけでなく、暮らしぶり……つまりお金の話になるのだろう。


実家の方が良かったわ! なんて事になったら、まずいのかもしれない。


ミリアお嬢はやってきた旦那さんを案内しながら、談笑をしていた。二人の間にはまだ距離は当然あるが、お互いに思いやっている様子はある。


恋愛も、結婚も、良くはわからないが、思いやりが大切な事はわかる。


俺は二人にばかりかまけては居られないと、周囲に気を配っていた。今日も変態マスクは現れなかった。


早く捕まえたいんだが……。


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