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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(23)

3018年 10月14日


庭の罠の起動は無し。ゴーレムに合わせて大型の罠を作らなくてはならない。とりあえず落とし穴の巨大化を中心に改修を進めている。


変態マスクは続けて仕掛けてくるとも思ったのだが、そうでもないようだ。あいつは焦ってないのだろうか?


テログループは少人数グループであれば、勢いに任せて畳み掛けてくる事が多かった。それを逆手に取って網を張ることも多かったのだが……。あるいは単純に準備をしているだけなのかもしれない。


初めて変態マスクが明確に姿を見せたのは前回だけ。俺が来る前は一度も姿を現していないらしい。つまり、この間が初めてだと言う事だ。


おそらく変態マスクは石のゴーレム三体と鉄のゴーレムに自信があったのだろう。

その間に俺たちが出来る事は防衛網を強化するか、あるいは情報を集めるかだ。


すなわち、罠の設置だ。対ゴーレム用に予算を貰えたからド派手にしてやる。


情報に関しては雇い主であり、ミリア嬢の父親でもあるマルコイさんには鉄を大量に手に入れかつ、細工できるような火事場を中心に犯人を探してもらっている。


これに魔法使いと言う条件を加えればかなり絞られるはずだが、まだ見つかっていない。


てっきり一日くらいで見つかると思っていたのだが……魔法使いと言うのはそんなに多いものなのだろうか?


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