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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(8)

3018年 9月29日


雨続きだったのがようやく晴れた。馬車を覆っていた布を外して換気をした状態で馬車は動き始めた。

さすがに日が照ってくると暑いので昼にはまたつけたが。


いっそ思い切って個人所有の馬車を買うのはどうだろうか? 馬車の中を部屋みたいにして、町の外に寝泊まりすれば、宿代もかからない。


映画で見た事があるキャンピングカー生活だ。あこがれは……この星に降りる前だったら合ったかもしれないけど、今は半アウトドア生活だからなぁ。


良いアイディアの様な気がしたが、馬車の操縦士に馬車の値段を聞いてあきらめた。高い。単純に高い。


そして馬も高い。維持費も高い。


宿代と比較しても利点は無い。もし村から村への転売でもうけが出たら、荷物の積載量を増やして宿に泊まった方が良いだろう。


馬も草食らしいので、その辺の草でも食べさせておけば良いと思っていたが、そうでもないらしい。乗り合い馬車の馬は休憩所で交換できるようにもなっているらしく、そのおかげで毎日馬が元気に走るそうだ。


……馬が変わってる事なんて全然気がつかなかった。注意力が足りない。


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