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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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守人(7)

3018年 9月28日


今日も引き続き雨。気分がカビる。


雨の日が今後多くなるのであれば、外で働くのは嫌になってくるな。


まあ、風邪を引かないのはありがたい。ナノマシン様々だ。


夕方前に村に付いたので、ぶらぶら歩いていると鍛冶屋が鍋を直していた。


穴の開いた鍋の底を溶かした金属で器用に塞いでいた。


見学の子供と一緒に混じってみていたが、買い替えた方が早いのではないかと思ったがそうでもないらしい。


使う金属の量が少ない方が安いに決まってるじゃないかと不思議そうな顔をされた。


思うに鉱物資源と人の手間に掛かる値段の差が著しく違うのだ。


資源の方が貴重であり、技術に対する値段が低いのだろうと思う。


もしくは一点ものなので手間賃が掛かるのかもしれない。


アンリエードの家は料理に使う道具が揃っていたが、あの家はかなり裕福だったのが後で分かってきた。普通の一般家庭では調理器具の種類少ないのかもしれない。


フリイーズドライとまでは行かないでも、冷蔵庫は欲しい。


キンキンに冷えたジュースが飲みたい。


いや、氷が欲しい。かき氷が食べたい。


昔、放射兵器の急々冷却液をちょろまかしてジュースでシャーベットを作った事を思い出す。



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