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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第七章『繋がり』
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王都へ(3)

3018年 9月10日


宿に一泊してさらに馬車の旅。


気になるのは移動中の馬車の中の雰囲気が最悪なことだ。じつに気分が悪い。


昨日の剣とヘルメットの件が尾を引いてる感じだ。


俺のせいだが、俺だけが悪いわけじゃない。最初に喧嘩を売ってきたのは向こうだ。


しょうがないので、俺一人で王都に行くことにした。

そう言うとオバサンは慌てていた。


なぜだと聞くので、馬車の空気が悪いと言うと、お前が悪いんじゃないかと返された。


俺が原因だろうけど、俺が悪いわけじゃない。まったく、反省が無い。無礼千万に加えて、俺を悪者にしようとしやがって。


特に付いて行かなければならない理由もなさそうなので、独力で王都に行くことにした。


トイレと言って逃げた。


馬車は日中に村一つ分しか進まない。


次の次の村まで頑張って走れば、オバさん達より早く王都に付けるだろう。


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