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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
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独り立ち(53)

3018年 9月7日


徐々に寒くなってくる季節に入っているらしい。


気候は基本的には安定しているものらしいが、それでも寒くなると時折雪が降ると前に聞いた。地球で言えば旧ヨーロッパ南部か東アジア方面に近いと思われる。


雪があんまり積もるほど寒くないのはありがたい。


北に行く事は避けようと反射的に考えるが、ここが北半球なのか、南半球なのかも不明だ。


恒星の光が届いて、生命が存在している以上、磁力を持っていると思うが……。御者の人に方位はあるのかと聞いたら、首を傾げられてしまった。


考えてみれば、普通に生活をしていてコンパスを使う事は無いかもしれない。知らない土地で生活する訳でも無し……。


冬服は本格的に寒くなってから揃えても大丈夫だろうか?


少なくとも、それまでには拠点も準備しておかなければならない。今のまま、手荷物で生活するのにも限界がある。


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