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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
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独り立ち(46)

3018年 8月31日


護衛の対象車両は四台。一番隊の基地は、二番隊よりも一つの基地にいる人数が多いらしい。と言うのも、一番隊は外国と戦うのが主としての任務としてあるからだと聞いた。


どうも一番隊は大型兵器(射石砲)などの装備がある分、基地数が少なくその分だけ一カ所にいる人間が多いようだ。二番隊はその分、治安維持などに主観が置かれていて州全体に人間が散らばって人数は少ないらしい。


ドーレスがいたあの基地は本部のはずだが、ひどく小さかったのはそうした理由があるからなのだろう。


この星の人間は性別によって、体格差がかなりある。


ちょうど、地球の男女間の関係に近い。地球と比べると、女性の方が大きいから、直接ことに当たるのは女性。射石砲など戦は左右するが、治安維持に必要でないものは男性がという区分なのだろう。


だがそうなると、一番隊の基地はニ番隊よりもだらけているかもしれない。


治安維持でも出動できないなら、ますます暇だろうからだ。


まあ、見に行くよりほかは無い。


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