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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
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独り立ち(43)

3018年 8月28日


靴のひもが切れる。


この星の靴は動物の皮で作ったものか、草を編んだものか、木を掘ったものがある。


正直、履きごこちは悪い。


もっぱら動物の皮で作ったものを履いているが、なんだか全体的にヘニャっている。

地球での革靴はもっとしゃっきり固いものだったように思うのだが、中古品だからだろうか。


切れてしまった紐の代わりにその辺の草を編んだ物を代用にしている。目に見えて擦り切れていくため、非常に不安。


村についてから紐を求めたが、あいにくと無い。


無いとは思わなかったが、太い縄しか無かった。


しょうがないからと履物を求めたら、枯れ草を編んだサンダルみたいなものしか置いてなかった。大人用は木靴もあったが、子供用はサンダルだけ。


結果、足下が非常に弱そうになってしまった。


町に帰ったら、ちょっと良い靴を探そう。


何だったら、鎧用の金属の靴でも良いかもしれない。


子供用があれば良いが。


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