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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
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独り立ち(8)

3018年 7月25日


下働きを続けるが、いじめにあう。


どうやら昨日の大暴れを、妬んでいる奴らが数多くいるようだ。


ちくしょう。なんだってんだ。二十五人ぶっとばしただけじゃないか。


陰ひなたから、悪口が聞こえてくる。余計な仕事を名指しで頼まれる。仕事の出来に文句を言われる。


メイドのアイシャとドーレスが励ましてくれたものの、距離感は感じる。ちきしょう。典型的ないじめだ。


こんな別の星でもいやらがせや、妬みの心はあるらしい。田舎の人間はおおらかだと信じていたがそんなことも無いようだ。


苦労して持ってきた宇宙服を着て、暴れてやろうかとさえ思う。


宇宙服の補助筋肉を全開にしたら、こんな木造か、レンガしか無い村なんぞ木っ端みじんだぞ。まったくもう。


生活がしにくくなったぞ。早まったとは思いたくないが、何か手を考えないと。


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