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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
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独り立ち(5)


3018年 7月22日


ドーレスが様子を見に来てくれる。彼女はいかめしい風貌に反して優しい。


こう言うところが信用される所以だろう。


徐々に俺の名前も周囲に認知されてきているようだ。


今のところはドーレスが拾ってきた異人の子供と言うところだが、話しかけてくる者も増えてきている。


なるべく敵を作らないように対応している。


同じように新人のアイシャとはずいぶん仲良くなった……ような気がする。


アイシャは俺と同じく見習いらしく、作業も一緒に行っている。身長は俺とどっこいでまだ若そうだ。


また有事に備えているとはいえ、基地内が意外と暇そうなのも印象的だ。


いや、地球の軍隊も暇な時は暇だったんだが……。


意外と治安は良いのかと思えば、この間山賊に出くわしたばかりだからなぁ。


説明を聞きたいが、アイシャにも良くわかってないようだ。

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