表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第六章『大地』
151/775

独り立ち(4)

3018年 7月21日


日の出よりも、早く起きて働く。


まず掃除をして、洗濯をして、薪割りをする。大まかな仕事はそれだけだ。


これに関しては、アンリエードの家での仕事が本当にためになっている。


あれがなければ文化レベルの違いについていけなかっただろう。


洗濯は主にベッドのシーツや、布団のカバーなどが俺の管轄だ。


子供とはいえ男性に下着等を洗わせるのはためらわれたに違いない。


と言うか、男性と言う事で差別的な扱いも無論受ける。単純に避けられてる。


異人扱いされている事もその要因になっているようだ。


ともすれば、俺の受け入れ拒否が起こってもしょうがない状況だが、ドーレスの人柄がそれを黙らせているらしい。


ここの総責任者もドーレスの推薦を言う事だけで、特に反対はしなかったし、ずいぶんと信用されているらしい。

と言うよりも、腕っ節があるから認められているのだろうか?


軍隊はそんな風なところがあるが、異星でもそう言うものなのだろうか?


ひとまずは信用されるために、真剣に働こう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ