表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第五章『居候』
145/775

未知との遭遇(19)

3018年 7月18日


クラウンは隣の領主の娘の一人らしい。


コルビナー領と言って、今居る領土よりかなり大きく、デルフォースでも主要な領地の一つだと言う。


いえい、やったね。目的が達成しやすくなった。


明日、領地へ帰ると言う事なので、それに付いて行く事にする。


昨日に引き続きドーレスに槍の稽古をつけもらった。剣と槍と弓は武人にとっては基本であるらしい。


火薬を使った武器の話を訪ねてみる。どうやらまだ大砲しかないようだ。


おそらく火薬の質、そのものが良くないのだろう。


クラウンは村の代表である嫌味親父にあいさつに行っている。


アンリエードは俺がいなくなる事をたいそう残念がってくれた。優しい人だ。


「いつでも帰ってきていいからね」とまで言われて、涙が出る。


孤児院では出て行く時「寄付金以外は受け付けない」と言われたせいもあるだろう。


それともあれは、ああいう叱咤激励だったのだろうか?


きっと出世して恩を返します。と言うと涙ぐんでくれた。がんばろう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ