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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第五章『居候』
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未知との遭遇(12)

3018年 7月11日


畑仕事を手伝う。土いじりなんてブルジョワな趣味だ。


とりあえず、戦争待ちという事にしたが、この国の軍隊に所属すべきだろうか?


考え方は二つ。今すぐに軍隊に入るべきか、戦争が始まってから戦争に入るかの二択だ。


今から軍隊に入れれば、その構造などを学びつつ、戦争を待てる。


戦争が始まってから参加する場合、形式としては徴収兵や傭兵のような形になるだろう。


正直、戦うだけなら後者が楽だ。


しかし前者であれば、この世界の戦いを学ぶ機会は多そうだ。軍関係者とつながりを持てる可能性もある。


俺はこの星では知識が無さ過ぎる。有り体に言えば常識が無い。


そんな状態で戦いにでたら、戦場よりも待機時間のほうが気を揉むような事になるかもしれない。


それは嫌だが、軍が治安維持などの活動をしているのであれば、アカ子の情報も入ってくるかもしれない。


自由に動き回って探すよりも、今ある組織に強力を仰げるほうが情報は集まりやすいだろう。


ここはまだ起こるかわからない戦争に注意するよりも、アカ子の情報を集められるように前もって軍に入りたいところだ。


けれども俺はいかんせん体が小さい。アンリエードは俺が相談しても、笑い話としてしか聞いてない感じがする。


三男坊をぶっ飛ばした所を見たアンリエードが笑うのだから、どうも無謀に見えるのだろう。


正規ルートで軍に入るのは諦めるべきなんだろうか?

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