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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第四章『過去』
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漂流(11)

3018年 6月17日


雨がずっと吹いている。海が荒れる。


天地返しとはまさにこの事。


冗談じゃない。海が荒れれば、その分動く距離が大きくなって、陸地にたどりつける確率が上がる。


けれど悠長に構えられる余裕はもう無い。揺れが半端ではない。


ナノマシンの処理を超えてしまったのか、三半規管も悲鳴を上げている。


幸い、吐き出すのは水ばかりだ。匂いもない。しかし体力が削られているのは感じる。


この嵐で陸地が見えれば良いが。


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