表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第四章『過去』
113/775

漂流(10)

3018年 6月16日


水を飲む。尿からは匂いが無くなって来た。栄養素が出尽くしたのだろうか?


最近眠れない。寝過ぎているからだろう。


特にやることもなく、昔のことを思い出すことが多い。


軍学校に入る前の、既に忘れてしまっていたと思っていたことが、やけに生々しく思い出せる。


あのときの同級生達はすべて死んでいる。


俺みたいにコールドスリープでもしていたら別だが、そんなに無駄に長生きすることも無いだろう。


それとも永遠の命が発明されたりしているかもしれない。


軍のやらは死後の世界を意外と信じていたが、軍に入る前の俺は信じていなかった。


百光年も離れたこの場所からでも同じ天国に行けるのか? 多分、無理だろうな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ