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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(54)

3010年 6月15日


全滅エンドじゃなかった。良かった。


宇宙人が出てきたときは目を剥いたが、一致団結による一大反抗作戦からの大逆転。


やっぱりラブアンドピースだよ。物語の中くらいこうじゃないと。


感心した。


面白かったとお舟に話したら、私はビターエンドの全滅エンドが良いかと思ったんですが、アカ子がいやがったと言っていた。

寝る前にそんなもの見せられなくてよかった。


アカ子の頭を撫でておいた。


次の宿題はさらっと流せるポエムを自由研究にしよう。数は三十個までなら大変じゃないだろう。


すっかりコールドスリープで眠るのも慣れてしまった。


宇宙旅行も順調だし、意外と地球に戻っても何の問題も無いかもしれない。

案ずるより産むが易しって言うし、おおらかに構えていよう。


なにせ、旅はまだまだ長いのだから。

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