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八月の夢

作者: hagakure

酩酊の明け方、アパートメントのドアーを開ける惰性でそのまま布団に突っ伏したAM6:00。何度か金を拾う夢を見た。



午に起きてコンビニへ行こうと外へ出たところ、野口英世が二人、二枚、風に吹かれてこちらへやってきた。ありがたく頂戴した。



正夢というものを信じない。

夢は記憶の再合成にすぎないとか、そのようなことが云いたいわけではなく、ただこの物理世界とは全く別個に存在していてほしいと願うからだ。

現にその後、ベッキーをぼこぼこにする夢を見たりしたが、どちらかというとベッキーは元気であるし元気でいてほしいようにも思う。



九月は八月の夢を見ているだろうか。ベッキーは篠原ともえの夢を見ているだろうか。

破滅の気配を湛えた九月の夕景は、少し切ない。

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