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知らぬ神より馴染みの鬼  作者: 竹田馬鈴薯
序章 第二節 天冥戦争編
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第六話 成長

あれから5年、僕は訓練に訓練を重ね、そして何度かの実践を経て大佐まで登り詰めた。僕は訓練に訓練を重ね、そして何度かの実践を経て大佐まで上り詰めた。僕は少し特殊なルートで軍に入ったため、立場はあくまで肩書、基本的に単独で活動している。


今日は一か月かけて北海道だ。目的地は然別湖。あそこは、その、有名だから人がたくさん集まるみたいだ。一週間で5人も行方不明者が出ている。まぶしい光に不思議な影をみたという目撃情報もある。神のしわざに違いない。奴らは僕たち人を道具としてしか見ていない。消えた人たちに何をしているか分からない。急がねば。


「うおおおお!!すげえ。映画で見たまんまだ!線路が水の中にある!!観光で来たかったよ。」


さて、神隠しがよく起こるのは黄昏時、それまで…


『あら?カグラくんもうきたの。我が祝福を恨みし愚か者。貴様をおびきよせるためにわかりやすい事件を起こしたのはまぁそうだけど、思ったより早かったわね。』


「ツクヨミィィ!!!!」


僕は刀を生み出し即座に切り込んだ。だがその攻撃は彼女には届かない。


『無駄よ。私に実体はない。』


「お前、僕をおびきよせるためと言ったな。そんなことのために人をさらったのか。さらった人たちは無事なのか。」


『ふふふ、自分のことよりこいつらを。まぁ自分の置かれている状況を理解しようがないものね。いいわ、もちろんさらった人たちは無事よ。返してあげる。』


「ありがとう。それはそれとして、お前を許せない理由が増えた。」


『許すも許さないもどうでもいいわよ。あんたみたいな鬼の成り下がりと手を組んだ下衆が我が祝福を受けているなんて反吐が出る。たとえそれを貴様が拒んでいようと。』


「こっちから願い下げだ!奪うなら奪え!」


ツクヨミはあざ笑うように言う、


『言われなくてもやってるけど、いいのね。あんたの生命は私が握ってるのよ。私の力を抜いたら死んでしまうの。世界一恨んだ相手に生かされて、殺される気分はどんなものなのかしら。』


「お前!、、。いや、いい。もういい。殺せ。」


『あっそ。どこまでもつまらない男。』


目が覚めると、知っている天井だった。


「…ラくん!カグラくん!!」


「ユリカさん、?」


「カグラくん!!!良かった。あなた一か月も眠っていたのよ。」


ユリカさんは涙を流している。


「すみません、僕、ツクヨミと対峙して、それで…。ん、?なんで生きているんだ」


「起きたか諏訪大佐。」


「総帥!?はい、この通り元気です!」


「お前はもう人ではない。枠組みに当てはめるならば鬼そのものだ。ツクヨミに生命をすべて失われて、だがなんとかお前の中のダチがお前を生かした。」


「セキ、、、。」


「とにかく生きててよかった!!そんな中すまないが、まだお前にだけ伝えていない。ここで言おう。お前が眠っていたところを助けた時神共から宣戦布告を受けた。天界と冥界の戦争、天冥戦争の幕開けだ。開戦は半年後。頼んだぞ、カグラ。」


「はっ!」


「ではまたな。」


これは急な展開になってきた。僕が眠っている間に何が起きた。全て調べて、神との戦争に向け準備をしなければ。僕はセキと一緒にやるんだ、神殺しを。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

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