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記憶 甘い蜜の言葉 甘い蜜の罠のような…

思い出の中…先の皇帝の妃

先の皇帝は今の皇帝の兄だった。


激しい権力闘争の中、息子セレム三世の地位を盤石にする事が…


だからこそ…

この時の老皇帝、デュルハミト1世にエーメを妃の1人に推薦した


◇ ◇ ◇


トプカプ宮殿の奥 後宮での生活に徐々に慣れてゆくエーメことナクシディル


優しく接してくれる妃のお気に入りとなり

多くの贈り物を貰う

とても大きな宝石に綺麗な絹の衣、テイアラや帽子などに様々な丁度品

愛くるしい彼女の美貌が引き立つような色合いやデザイン


それから手に入れるのが難しいはずの故郷の仏蘭西の食材に

流行りの小説本に衣装


耳もとで囁く声は何処までも優しく、魅惑的だった。

「確かに囚われの身 

でもね‥皇帝は幾つもの大陸にある国々の支配者で

有り余る財を持っているわ 分かるでしょう?」


「恋人はいないと言ったわ 私の可愛いエーメ」「あ、はい」

甘いチャイ、香辛料の入ったミルク紅茶の匂いに美味しい料理の数々が並ぶ

妃からの贈り物 豪奢なダイヤの首飾りをシリアンナ妃

自らがエーメ、ナクシディルの首元に着ける


「あ、ありがとうございます」緊張した面持ちでナクシディル(エーメ)が答えた


微笑しながら彼女が言うのは‥

「故郷の家族の手紙のやり取りとか?」「!」

「普通なら叶わないけどね でも‥皇帝の妃の一人になれば 多くが叶うわ」


「自分もだけど 家族や大事な友人とかに会えるかもよ」


その言葉に驚き戸惑うエーメ


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