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ナクシデイル 王宮の二人

ゆっくりと破滅の時間が近づいてくる。

生まれた時から帝の一族として

選ばれた巨大なオスマン帝国の頂点の座、皇帝


しかし、其れ故に玉座の廻りには煌めく輝かしい光と深き闇の如き影が取り囲む、蛇が絡みつく 

もし玉座を奪われば死の危険さえ、、


「セリム陛下、体調は如何ですの?」

心配そうにナクシデイルが声をかけた

「ナクシデイル、大丈夫だ ありがとう」


「宗教と法の導師ウラマー達に属州、地方の長アーヤーンに皇帝に刃向かうイェニッチリどもがまた、騒がしい」ため息交じりに苦笑い

「またロシアの方も、、」「陛下」


ロシアとの戦争に古いしきたり

各地の属州での内乱の数々

近代化の必要に迫られたが、それは大きな反発、軋轢に


ナクシデイル達の愛

この不思議な形の愛に哀しい運命が待ち受ける

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