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リュース 本選で緊張する-1

本選は午前1回、翌午前2回の3回構成だ。

まずは、この午前1回を超えられなければ、明日へ行くことができない。


カイタは落ち着いているのできっと大丈夫。でも、万が一は起きる時には起きる。カイタが悪くなくても、周りに恵まれないこともある。その時にカイタを守れるのは、カイタ自身と私だ。


時計に目をやると本部集合時刻の10分前になっていた。

「カイタ、行くよ。」

カイタはゆっくり立ち上がり、身震いした。

チャチャチャチャと票が当たる音がする。

会場のタイル張りの廊下を歩きながら外を見る。

水獣のプールが見える。淵ではソナーセイウチとシャトルアシカが日向ぼっこしている。その隣で召喚士達が親しげに話していた。

水獣使いは珍しいからおそらく知り合いなのだろう。私も知り合いがいればもう少しリラックスできたのかもしれない。


カイタはやっぱり落ち着いているようで、たくさんの獣がいても飛びかかったり、威嚇したりせずに歩みを続ける。

カイタがあくびをした。緊張のあくびというよりかったるいあくびのようだ。

カイタと目が合う。初めてのパートナーがカイタでよかった。


本部に着いた。順序よく1回戦の会場票が手渡される。指示の通り緑の矢印に沿って進むと、小部屋に通された。中には10名ほど入れるスペースがあるが、まだ誰もいなかった。奥の隅の方に座離,あたりの匂いを嗅いでいるカイタを引き寄せる。

扉のノブがゆっくり開く音がした。

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