全的、実は
でも、親に言うと、
「あなたまだ十五なのよ⁉」
って言われたけど、そっちの方が正論だ。
けど、この子を見てその考えはすぐ吹き飛んだ。とてつもなく可愛い。
それに私と血のつながりがあるのは事実。
だから私はこの子を育てることを決めた。もちろん周りにはたくさん迷惑かけちゃったけど。
そしてこの世界は生まれて二十日前後で魔力計測を行う。
それの結果は途轍もなく大きかった。
一級魔法使いほどで、私は三級。
魔力は遺伝や、その人の努力、体調によって大きくなったり小さくなったりする。
そして魔力量は二十段階ある。十級から一級に上がり、さらにその上一段から十段。
全的は生まれて二十日だから鍛錬等はしていない。体調も問題ないと検査結果で出た。
一級越えなのは確か。私は平均並みの魔力量だ。つまり父親はとても大きな魔力持ちということがわかる。
まれに一級持ちが出るので図ったところには一級以上がいると計測器が壊れる。
一級越えというのは正確に調べてしまうと怖いから書類上一級となっている。
そしてそれ以上出されると困るので耳の飾りは封印のためのだ。
で、忘れてると思うけどさっきのお守り。あれは全的が生まれた日に看護師さんにを通して渡されたものらしい。
看護師さん本人の証言によると
「お子さんのお父様だそうです。渡したらすぐ帰ってしまったのでとりあえず持ってきました」
と。見た目は赤色の宝石で紐につながっている。
全的には生まれた日に買ったお守りってことで持たせている。
わざわざ渡す理由がそのぐらいしか思いつかないから。
学校前につくと
「じゃあ行ってきます。」
「行ってらっしゃい!」
「あ。そうだ。今日帰りに友達とあいすくりーむっていう異世界の…人間界だったけ?にある冷たくて甘いお菓子買って帰るから!」
「何それ⁉…じゃなくてどこの?」
「そこの新しくできたあいす屋さん」
すると全的は門の前の屋台に向かって指を指した。
「あそこだから学校の隣だし警備もしっかりしているから大丈夫。」
「わかった。」
心配だけど社会学習。一人でお買い物出来るようになっておかないと
「何かあったらすぐ帰る。わかった?」
「もちろん。耳にタコ出来るぐらい聞いてるもん」
「行ってらっしゃい」
「は~い!」
私はこの許可したことをとても悔やむことになるのはまた今度。
書いてて楽しい小説家になろう~
「読んでもらえないのに?」
グサッ チーン(効果音)
「逝った」
「じゃ、私が翆雨が投稿急いでいる理由を説明するね。」
「霧雨」
「あと私がそんなに後書き出てこない理由も」
「おねしゃ~す」
「翆雨は今度中一になるのは公開している年齢やほかの作品の後書きで分かるよね。」
「うん。」
「正直に言って中学に上がると忙しくなる気がする。って言うのが翆雨の本心。
部活や勉強が難しくなったりするのはよく聞くから。
ファックス(『怪盗ファックス』)のネタバレをしそうで、
アイ×アイ(『アイドル×アイドル』)がストップしているでも先を書きたいからどんどん書いている。
でも、中学に行くと書くペース落ちるんじゃないのかなって。
執筆するのが好きな翆雨にとっては今書かないとだいぶ遅れるって思ってるって。
呼んでくれる人がいなくても投稿するのが楽しいからって。
三学期ってすぐ過ぎるのは五年三学期を繰り返したからわかるって言ってたよ。」
「翆雨なりにいろいろ考えてるんだ。」
「あと私は単純に『Pokekara』でメインだからって」
「…って言っても時間はあるよな。ならもっと続きかけるんじゃね?」
「ネタが思いつかないと。」
そうなの!ほんとにほんとに思いつかない。なんかないです?
「「なんもないです作者しっかりしろ。」」
は~い
「「「ブクマ、イイネでモチベ上がる!お願いしま~す!」」」