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『緊急!!』アノマロカリスの討伐にご協力ください!!

「思ったより数いますね」

「まあこんなのが頭上に落ちてきそうならなんとかしようとするわよね」

「それか手柄あげて大金稼ぐとか」


そんな話をしていると1人の眼帯をした女性が前に立った。


「今回は数が多いため私が指揮を取らせてもらう。名はキョウカだ。異論はないか?」


どこからかヒューヒューと口笛を吹く音や問題ないといった肯定的な声が聞こえる。


「オーケー、ありがとう。それでは近接戦闘に長けている者は私から見て右側に、魔法などの遠距離攻撃が可能な者は左側に、空を飛べる、飛ばせる者は私の前に集まってくれ」


ゾロゾロと言われた通りに動き始める。


「私はギリ近接?でいいのかな?」

「前の雷の槍いる?私空飛べるし」

「もらっとくー」

「俺は一応遠距離タイプなんで。またあとで合流しましょうね」

「はーい!」


2人と別れて指示された通りに左側へ行く。


「よし集まったな。作戦をざっくり説明すると、このデカブツを切り刻んでそれを街に落とさないように浮かせたり撃ち抜いたりする。いいな?よしいい感じに持ち場につけ!」


説明めっちゃ雑じゃん。

もうちょい説明してもよくないか。

まあいいや。


「乗せてくれるか?」

「ギャルルルゥゥ」

「ありがとな」


なんとなく人数の少ない尾の下側に移動し、スナイパーライフルを構え、アサルトライフルもすぐ出せるよう準備しておく。


『えー、僕が作戦開始の合図を取ります。「せーのえいえいおー」で行くんで、「おー」で近接組はアノマロカリスへの攻撃を開始してください。残りは死体が街に落ちないよう各自で判断して頑張ってくれ』


脳内に直で来るからさっきのサイキックのやつと同じか。


『はいじゃあいき······え?僕の名前?おい誰だよ僕の神通力逆探知してきたやつ。······あ、はい始めますね。僕の名前はシン・ピーストです!せーの!えいえいおー!』


その瞬間アノマロカリスの頭部が弾け飛び、腹部から尾にかけては綺麗に立方体となって切り刻まれた。

目の前では5メートルを優に超える肉片が降り注いでくる。


「一刀!」


太刀筋が見えたかと思うと立方体の肉は半分ほどの大きさに斬られていた。


「半分ぐらいになれ!」


今度は肉がねじ切れてさらに小さくなる。


「下に壁作るらしいでーす!!!」


どこからか女の子のとてつもなくでかい声が聞こえると下に見えていた街が灰色で覆われていく。

上を見上げ、スナイパーライフルで一欠片撃ち抜いて、すぐにアサルトライフルに持ち変えて全弾撃ち放つ。

すぐに肉片が降ってくるが目に見える範囲の全ての肉片が壁から数メートル上で停止した。

いや、浮遊魔法か。


「さて俺も頑張らないとな」


俺はアサルトライフルをリロードした。

先週、先々週、先先々週はすみませんでした。

スマホがぶっ壊れたのとちょうど忙しい時期が重なって小説が書けませんでした。

また今回から週に1回ペースで投稿していくのでどうぞよろしくお願いします。

羊木なさでした。

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