第二の人生
詳しい話しは後にしてとりあえずクエストを終わらせることに。
軍隊から追われてるミヤビを置いていけるわけもなく
一緒に街に戻ることに。
お尋ね者のミヤビを連れて街に帰る訳だが、その鎧じゃあ目立ってしょうがないので、ミヤビには透明化の魔法掛けた
「俺はギルドに報酬を貰ってくるから外で待っていてくれ」
(ついでに何か情報があれば聞いとくか)
「ウィル様、こちらがクエストの報酬でございます」
出て来たのは銅貨十枚に銀貨五枚
(簡単な依頼だったしこんなもんか)
ちなみに宿は泊まるだけだったらお一人様銀貨2枚で足りる。
「ありがとう。そうだ受付のお姉さん。なんか王都の方で事件なんかあったりする?」
「事件ですか、特にそういった情報ありません」
「ありがとう」
それだけ聞いてギルドを後にした。
ギルドを出ると直ぐ横でミヤビが体育座りをして待っていた。
「ミヤビ!とりあえず宿に帰るぞ」
「はい!」
そして宿に着いたミヤビは透明化の魔法で誤魔化した
部屋に着いて早速ミヤビに事情聞くことに。
「単刀直入に聞く、何故追われてたんだ」
「家出です」
家出?
「私冒険者になりたいんです!」
「でも、親が反対しててそれでムカついて家を出たんです!」
「ウィルさんって冒険者ですよね!?なら私と一緒に
パーティ組んで冒険者やりましょうよ!」
(色々面倒なことになったな、前はこういうのなかったから楽しそうと言えば楽しそう)
「私じゃダメですか?」
(上目遣いっぽいけど鎧のせいで全然可愛くない)
「いいよ、俺も丁度メンバー欲しいと思ってだ所だし」
「やったー!」
「よし!じゃあとりあえず今日は寝て明日冒険者ギルドに行って登録しに行こ!」
(こういうのは勢いとノリが大事な気がする)