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第七十七話 クレアとエンカ編

拙い文章、人物、状況情報など色々欠けてると思いますが、よろしくお願いします!

◇◇ギルド冒険・修練場◇◇


「ぐっはぁぁー!!」


「グワァァァン!!」


 ソルとポチがロープをグルグル巻きに逆さ釣りとなり、悲鳴を上げていた。その眼前にはリーゼとメイファがいた。


「思いっきり殴れるニャー。」


 メイファが恍惚な笑みを浮かべ、ポチを攻撃していた。


「グワァァァァン!!」


 サンドバッグばりに逆さ吊りのポチがゆらゆら揺れていた。


「耐えろ!耐えるんだ!!僕!!」


「髪の毛が無くなるわよ!」


「ぐっ、精神攻撃はやめてくれ!!」


 ソルもまたリーゼから攻撃を受けていた。


 さらにリュウとアイリン、シンが様々な魔法攻撃をしていた。


 一見するとリンチのようだが、これは「気合い防御」スキル体得のための特訓である。


「シンも気合い防御を覚えれば?」


 アイリンがシンに振る。


「魔法で防御が出来るので遠慮しときます・・・。」


 シンがソルとポチのボコボコ具合いにビビり、青ざめていた。


「(攻撃に回ってるリーゼたちが生き生きしているのは気のせいか?)」


 リュウが皆の様子を眺め、そんなことを思った。


 確かに気合い防御を体得するための特訓ではあるが、ストレス解消に利用されているような気もしなくはない。ちなみにポチはソルの特訓を聞きつけて、俺もとばかりに参加したのである。



◇◇◇◇◇


「ニャハハハハ、リーゼがフトッチョと結婚なんて吐き気するニャ!?」


「そんなに笑うことないでしょ・・・。」


 リーゼが縁談のこれまでの経緯を話したら、メイファの笑いのツボにハマったようだ。


 ここまで大笑いされるのにはギルドマスターのフトッチョ・ハゲランの容姿に大きく関係している。フトッチョは二重三重あごで太っており、ボサボサ金髪に10円ハゲがついていた。先代ギルドマスターの息子。親の七光りでギルドマスターに就いた。騎士伯爵貴族でもある。端的に言うと親の威光にスネを齧る引きこもりがちの中年のおっさんである。


「でも生理的に無理でしょ?」


 アイリンがリーゼに訊くと「当たり前に決まっているわ!」と冷淡に返すとまた笑いが起きた。


「ウルスたちの住み処である鉱床がフトッチョに知られたところは気になりますね。」


 シンが首を捻る。


「お父様がランドルフ王様の報告の際に人払いしていなかったようね。その場にフトッチョがいなかったとはいえ、情報としては入ってきたかも知れないわ。ジランド王国城内にフトッチョの手駒はいると聞いているわ。」


 リーゼが父のカインズに聞き、フトッチョに情報が漏れた理由を述べた。


「でもこれでフトッチョの行動が絞れるわ。」


 フトッチョのこれからの行動にウルスたちの住み処である鉱床が入っているのはこの場にいる全員が理解した。


「あのデブ野郎は単純だからわかりやすいワン。」


「でもあいつは弱いから、自分では動かないに決まっているニャ。」


 強さが誉れの文化がある獣人族のポチとメイファは、フトッチョ単独でウルスたちの住み処には絶対に行かないだろうと見込みを立てる。


「部下を使って出し抜こうとするでしょうけど、幸いなことにあっちは地理を知らない。」


 ウルスたちの住み処である西の亡国ルクテシア王国方面は未だにほぼ未到の地。アンデッド魔物は消えたが、未到の地なだけに人の手が入るのにまだ時間がかかる。リーゼたちのようにウルスたちの住み処までの地理を知らないとそこまで行くのは難しいものがあるだろう。おまけに湖の底にある洞窟に住んでいるなどと知らないと行けないところだ。


「となると僕たちが動かない限り、あちらは動けないというわけか。」


 リュウがどうやら相手が目に見えてわかる時は自分たちが動く時だと理解した。


「しかし、フトッチョの動向が気になるところではあるわね。皆も何かあれば報告して頂戴。」


 リーゼの言葉にコクッと頷く面々。



◇◇◇◇◇


◇西の街・娼館◇


「ほぉらぁ、気持ちいい~?」


 クレアが下卑た男に鞭をぶっていた。


「はい!気持ちいいです!!」


「ブヒブヒと鳴きなさい。」


「ブヒブヒー!!」


 下卑た男が喜んでいた。


「次のお客様は幻惑魔法を希望しているそうですー!!」


 エンカが己の欲求を満たさんばかりの下卑た男たちを並ばせていた。


 「魔性の館」と銘打った看板が出されたテント。


 クレアとエンカは西街・路地裏にテントバリの店を出し、金を稼いでいた。


「ちょっと多くない~?」


 欲求不満ありまくりの下卑た男たちの多さにクレアが汗を拭う。


「なんか口コミで広がりすぎちゃったみたいですね!!」


「幻惑魔法で昇天して、道端に倒れこんじゃうから、クレームが来ちゃうのよねぇ。」


 「魔性の館」の通る道は「うへへへ・・・」と幻覚を見せられ、クスリを決めたかのような表情で倒れている下卑た男たちで溢れかえっていた。


「金さえ貰えればいいじゃないですか!?」


 エンカが指で金のジェスチャーを作り、小悪魔な笑みを浮かべた。


「まぁそれもそうだけどぉ~。そろそろちゃんとした店舗でも買って、鞭を振るう従業員を増やさないと。私一人じゃ持たないわぁ。」


 クレアがふぅーっと息を吐いた。下卑た男が多くいる中、似つかわしくない女性が入ってきた。


「手伝いましょうか?」


「あらぁ?チェルちゃんじゃないの?」


 チェルは以前にクレアたちが成り行きで助けた娼婦である。(第三十七話参照)何度かの交流を経て仲良くなったのである。


「それなら、鞭打つの手伝ってよぉ〜。」


「あ、はい・・・。」


 鞭を持つとチェルの目つきが変わる。


「オラァ!くそ野郎め!!女をなんだと思ってやがるんだ!!クァラ!!」


「ブヒ!ごめんなさいブヒヒ!!」


「私たちがどんなに言ってもやめなかったのにオメーら男はよぉ!!」


「ブヒヒヒー!」


 クレアとエンカがチェルの二重人格のようなギャップに闇の部分を垣間見た瞬間でもあった。


 一仕事が終わるとチェルの表情は心なしか晴れやかだった。


「あーすっきりした。」


 チェルが振り向くとクレアとエンカと目があった。その時、チェルは自らの行動を思い出した。


「あら、嫌だわ。オホホホ。」


 恥じらいから誤魔化し笑いする。


「ここに転職するぅ〜?人手足りないから、歓迎するわよ〜?」


「嬉しいけど、まだ借金あるしね。それに話あるんだ。それは仕事が終わってから聞いてくれるかな?」


 チェルがクレアたちの元を訪れたのは話があったからのようだ。


「わかったわぁ。」


 仕事をこなしていくと荒くれ巨漢三人がやってきた。


「お客様!ちゃんと並ばないと困ります!!」


 エンカが注意したが、無視された。荒くれ巨漢三人はそのままテント内に入る。


「お前がクレアだな!」


 荒くれ巨漢三人のうちの一人がクレアに指を差した。


「なぁに?」


「誰の許可を得て、ここに店を構えてるんだ!!ここ一帯の娼館が商売上がったりだ!!」


「あらぁ?」


「罰金として金貨百枚な!!貴族への上納金はまた別だ!!未払いって聞いてんだからな!!」


 荒くれ巨漢三人がクレアにすごむ。だが、クレアは意に介さない。


「なんか前にもあったわねぇ〜。」


 前回(第三十七話参照)と同じ状況にクレアがチェルの方をジト目で見る。


「えへへへ・・・。」


 両人差し指を当てて、上目遣いの上に甘えるかのような仕草をする。娼婦のテクを惜しみなく発動しているが、それは明らかに事情を知っているチェルの表情であった。


「チェルぅ〜。私は利用するのは好きだけど、利用されるのは嫌いよぉ〜?」


「ご、ごめんなさいーーー!」


 チェルがクレアの腰に手を回し、甘える。


「助けてぇぇぇ!!」


 やはりチェルはトラブルを持ってきたようだ。商売上がったりの発言があるように娼婦としてチェルに収入のノルマがひどくまた駆け込んできたということだろう。これは頭痛いところであるが、なんとかしないとまたトラブルを持ってくるはずだ。ここは行動すべきだと判断するクレア。


「仕方がない子ねぇ・・・。」


 クレアが渋々、荒くれ巨漢三人に顔を向ける。その三人は前回と違い、明らかに腕に覚えのある者たちだ。おそらく実力者を持ってきたのだろう。


「許可が必要なら手続き踏むわよぉ。でもあなたたちじゃ許可貰えなさそうだから、出直してらっしゃい。」


「へへ、そうかい!ならこうだ!」


 荒くれ巨漢三人がクレアに殴りかかる。だが、次の瞬間、荒くれ巨漢三人がテントから吹き飛んだ。


「大丈夫ですか!お姉様!!」


 どうやらエンカがやったようだ。


 クレアがにこっと笑う。


「ありがとう。」


「やった!ざまーみろ!!」


 チェルが虎の威を借りるかのようにファックをかます。


「調子に乗らないで頂戴。」


「いたっ。」


 クレアがチェルの頭にチョップを入れた。


「さぁて、次のお客様を入れて。」


 クレアたちが仕事を続けようとしたら、先程の荒くれ巨漢三人がまたやってきた。


「散れー!散れー!!」


 並んでいた下卑たお客様を散らした。これにより、クレアが「#」と怒りマークを作る。


「・・・金ヅルをよくも。」


「せっかく手加減してあげたのにお姉様を怒らせるなんて。」


 エンカが荒くれ巨漢三人を見下す。


「うるせぇ!こっちはここを潰すように頼まれてるんだよ!!」


 声高に叫び、「豪腕!!」とスキルで筋力を増強し、明らかに手加減なしだとばかりに荒くれ巨漢三人がクレアに襲いかかった。


 クレアが一瞬のうちに荒くれ巨漢三人の頭を捕まえて地面に打ちつけた。


「バカな・・・。」


 倒れた荒くれ巨漢の一人にハイヒールの靴で顔を踏む。


「がっ・・・。」


 ハイヒールでぐりぐりする。


「で、何?頼まれたの?誰に?」


「誰が言うものか!!」


「ふぅ~ん。」


 クレアの足が上がる。ハイヒールの凸部分を荒くれ巨漢の顔の側の地面に打ちつける。


ドガァァァァァツ!


 けたたましい音が鳴り、地面を割った。


「・・・・。」


 恐怖におおのく荒くれ巨漢三人。


「で、誰?」


「ボスだ・・・。」


「ボスじゃわからないわ。」


「・・・ここ一帯娼館の元締めって言えばわかるか??俺たちは命令されただけだ!!」


「ふぅ〜ん。」


 クレアはこの場にはエンカとチェルと荒くれ巨漢三人だけ。欲求不満の下卑たお客様たちは逃げ出していったようだ。


「あ~金ヅルもいなくなったことだし、店終いするわよ。で、チェル、話は?」


 クレアのキッとした目つきがチェルに向けられる。


「はい!!」


 チェルがビシッと敬礼した。クレアは明らかに怒っているとわかったからだろう。


「ここ一帯の娼館の収入が激減して、私たち娼婦の待遇がかなり悪いんですよ。だから助けてほしいなと思って来た次第です。」


「なんで収入が激減したの・・・って、こいつらが来た以上、それは私たちな訳ねぇ〜。」


 クレアが荒くれ巨漢三人を見下す。


「お客様が逃げられちゃったから、元締めに案内なさい。金銭的補償を求めるわぁ〜。」


 この言葉に荒くれ巨漢三人は同時に思った。


「「「(元締めのところに連れて行けば、俺たちの仲間や最強暗殺者がいる!!)」」」


 そのところに連れて行けば、袋小路でフルボッコ出来ると思いついた。


「はい!わかりました!!」


 荒くれ巨漢三人は急に態度を改めて手もみする。明らかに罠をかけると言っているような態度だった。


「エンカ、チェル、ついて来てらっしゃい。」


 クレアたちは荒くれ巨漢三人の案内により、元締めのいる館に着く。


◇◇◇◇◇


 荒くれ巨漢三人は確かに展開の希望通りに数十人の仲間たちがクレアたちに飛びかかった。そこまでは良かった。


 だが・・・数分後には荒くれ巨漢三人の目に映ったのは死屍累々という惨状が相応しいと言えるくらいに仲間たちが倒れていた。


「いい運動になりました!!」


 ピンクツインテールを揺らすエンカが背伸びしていた。クレアとチェルはただ眺めていただけだった。


「(え?エンカ一人で勝っちゃったよ。強いってのはわかっていたけど、この人たち、とんでもない実力者?)」


 チェルが足震いしながら、クレアとエンカを交互に見る。


 その光景に荒くれ巨漢三人が唖然としていた。


「まだ、うちには最強暗殺者がいるんだ・・・。」


「姿が見えねぇけど、どこにいるんだ・・・。」


「絶対にどこかで見ているはずだ。出て来てくれ・・・。」


 荒くれ巨漢三人がキョロキョロする。暗殺者というだけあって姿を消しているようだ。



◇◇◇◇◇


 私は最強暗殺者。自分で言っておいてなんだが、強いと自負もある。様々な暗殺の依頼を受け、80%達成してきた。もちろん仕事上、強敵と戦いもした。そしてエンカと数十人の仲間たちとの戦いを観戦し、対策を立てる。時には隙を伺う。これが私のやり方。私が強いからこそ、わかってしまった。


「・・・・・。」


 ひっそりと姿を現す最強暗殺者。


「あ、出てきた!さぁお願いしますよ!!」


 荒くれ巨漢三人が手揉みしながらヘコヘコする。


「あら?気配を感じなかったわよぉ。少しやるわね〜?」


 クレアの発言から確かな実力者ではあるようだ。



◇エンカVS最強暗殺者◇


「さぁ戦う?!いつでもどこからこーい!!」


 元気満々にエンカが来い来いポーズを取る。


「(暗殺依頼達成80%の答えをまさかここで見せることになるとはな・・・。)」


 暗殺依頼達成が100%ではない答えをここで出すようだ。


 最強暗殺者の体が揺れる。


「最強技・・・」


 エンカが身構える。初っ端から強力技を警戒する。


「全力土下座!!」


 なんと最強暗殺者はクレアたちの前に土下座をかましたのである。


「えぇー?」


 身構えていたエンカはガクッと気の抜けたポーズを取ってしまった。


「(私とて命が惜しい!!土下座で許されるなら、プライドなぞ捨てる!!)」


 暗殺依頼達成が80%の理由は強敵との戦いで自らの命保持を優先したためである。強敵と対峙してきた中にはカインズやセバスチャンもいたようである。


「命だけは助けてほしい。」


 荒くれ巨漢三人が「裏切るのか!!」と声高に上げた。


「五月蝿い。」


 荒くれ巨漢三人が一斉に首を切られ、倒れた。


「元といえば、化け物たちを・・・いえ、この方々を連れてくるお前たちが悪いんだ!私の最強技を披露してしまったじゃないか!!この場の目撃者は後で始末するとしよう。」


 暗殺者は改めてクレアたちの前に土下座する。


「私は雇われの身だが、裏切ろう。さぁ、命令を。」


「そ、そう?じゃぁ、元締めのところへ案内なさい。」


 クレアが戸惑い気味に命令したら、その通りに実行する最強暗殺者。



◇◇◇◇◇


「がっ・・・。」


「さぁて、反抗は気が済んだでしょう〜。商売妨害として、金銭的補償を求めるわぁ〜。」


 クレアが元締めらしき者を締め上げていた。


「ま、待ってくれ・・・。」


 元締めらしき者はすでにボコボコ顔であった。締め上げられているため、足がブラブラ揺れる。


「商売妨害は悪かった!金銭的補償しよう!!だから降ろしてくれ!!」


 クレアが要求が通ったことで笑顔になり、降ろした。


「ゲホゲホッ・・・最強暗殺者!!裏切るのか!?」


「私は命を優先する。私は最強と自負しているが、あくまでも暗殺家業。最強の形はいくらでもあるが、この方たちは本物だ。」


 暗殺最強者は「では、お呼びがあればいつでも。」とクレアたちに告げ、姿を消した。


 クレアが娼婦として待遇の悪い扱いを受けているチェルの方をチラッと見る。


「あなたが元締めなら、ここ一帯の娼館の収入も娼婦たちも全部取りまとめているわよね〜?」


「い、いや、俺は元締めの代理だ。」


「どっちにしろ、そちらの娼婦たちの待遇が悪いから、改善してくれない?」


「クレアさん・・・。」


 チェルの希望をそのまま元締め代理に通す。


「そ、それは元締めの領分だ・・・。俺はあくまでも代理だ。勝手なことしたら殺されちまうよ。」


「あら?それじゃ、元締めは誰なのぉ?」


「喧嘩を売るってわけじゃねぇよな?頼むからやらないでくれよ。」


「えー。喧嘩売って来たのはそっちでしょう〜。」


 クレアがふふふっと悪どい笑みを浮かべる。


「元締めの座を頂くのも悪くないのよねぇ〜。私、お金欲しいし、一番になりたいのよねぇ〜。」


 クレアは脅しのつもりで発言したが、その様子から元締め代理は本気だと感じた。クレアたちの条件を受け入れないと大人しくならないと判断した。


「すまなかった!金も払うし、娼婦の待遇の件は俺がなんとかしよう!!」


「あらぁ、わかったわよぉ。」


 クレアがチェルの方を見て「(これでいいかしら)」とアイコンタクトを取るとチェルが満足そうに頷く。


「最後に元締めの名前くらいは知りたいわよぉ〜。」


「・・・フトッチョ様だ。」


「そのフトッチョとやらに伝えなさい。次にまたやったら、あなたのタマを潰すわよ、と。」


「わ、わかった・・・(言えるかぁぁぁぁ!!)」


「エンカ、チェル、もうここに用はないわぁ。帰りましょう。」


「「はい!」」


 クレアがこの出来事をリュウに酒のつまみとして、報告する。クレアたちにとっては虫を潰したような騒ぎがフトッチョの耳に入るのにそう時間はかからず、クレアたちにも悪意に巻き込まれるのは必然となるのであった・・・。 

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