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第五十五話 亡国ルクテシア王国戦④リュウたちVSリッチ率いる不死軍団

拙い文章、人物、状況情報など色々欠けてると思いますが、よろしくお願いします!

リュウたち5人とリッチ率いる不死軍団が対峙する。その間に深い空堀がある。


「イケ!不死軍団!!」


 リッチは空堀をお構い無く進軍させる。ゾンビ、スケルトンボーンが組み合うかのように連なった橋を数本作り、架ける。不死軍団がぞろぞろその上を渡ろうとする。


「おいおい!連携取れすぎだろ!!」


 ソルがゾンビとスケルトンボーンの連なる橋に驚く。


「一気に大勢来られるとまずい!!橋を落とせ!!」


 ソルの指示にリュウたちが慌てて、その橋を落とす。だが、橋は数本あり、対応しきれず、不死軍団の一部が渡りきることになる。ウルスが対応する。


「槍技・千本突き!!」


 槍の目に留まらぬ速さでゾンビ、スケルトンボーンを次々と空堀に突き倒していく。


「残りの橋も落とせ!!」


 リュウたちは残りの橋を蹴落とし、空堀を渡りきったアンデッド系魔物の排除をする。時間稼ぎの防戦に持ち込むが、数に押される。


「まともに相手はしなくていい!空堀に落とすんだ!!」


 ソルたちは迫り来るアンデッド系魔物を次々と空堀に落とした。空堀のおかげで五人で対抗できているようなものだった。


「この数はきついな!リュウ、光魔法を頼めるか!」


「わかった!」


 リュウが光魔法でアンデッド系魔物たちを排除しようと試みる。


「ソウハサセン!!」


 リュウの光魔法がリッチの闇魔法にて相殺された。


「やはりだめか!!」


 ソルが忌々しげに空中に漂うリッチを見上げる。


「光魔法ハ厄介ダ。」


 時間が経過するにつれ、リュウたちの周りに不死軍団が取り囲むような形になってしまう。


「出し惜しみしていては全滅だ!全力で行くぞ!!」


 ソルが「剣技・衝撃一閃!」で剣圧で蹴散らす。


「風魔法(上級)(弱体化)・竜巻!」


 リュウもまた魔法で蹴散らす。


「土魔法(上級)・ゴーレム召還!!」


 シンもまた5Mの土人形を出し、蹴散らす。


 広範囲攻撃の術を持たないポチもウルスも同様に力のあらん限りを出し、蹴散らしていった。


 リュウたちの全力に対応するかのようにリッチが「ジェネラルゾンビ、行ケ!!」と指示する。


 シンの作り出し5Mの土人形の前に全身鎧を着込んだジェネラルゾンビが大剣を携えて立ちはだかる。


「ゴーレムよ!そいつを狙ってください!」


 シンの操作する土人形がジェネラルゾンビに目掛けてパンチを繰り出す。


「剣技・五月雨斬り!!」


 ジェネラルゾンビはカウンターばりにそのパンチから切れ込みを入れながら、土人形を交差し、後にする。すると土人形の体が全体的に切れ込みが入ったかと思ったら、ドッシーンと崩れ落ちた。


「あのゾンビ、強いです!!」


 シンが愕然とした表情をした。


「ルクテシア王国の過去の騎士か何かか!?」


 ソルがジェネラルゾンビをかつてのルクテシア王国の屈強な猛者だと判断する。


「こいつは俺がやるワン!」


 ポチが獣人族としての血が騒いだのか、強者ジェネラルゾンビとやり合う。ポチの爪で大剣とバチバチ渡り合うが、ゾンビのイメージとはギャップがある強さにポチが押される。


「鎧技・アーマーチャージ!!」


 ジェネラルゾンビが鎧を使った体当たりでポチが「しまっ・・・。」とよろめく。


「剣技・流閃!!」


 ポチの体を横一線に斬ろうとするが、ソルがカバーに入って、剣で止めた。ジェネラルゾンビの動きを止めたと同時にポチはジャンプする。


「脚技・回し蹴り!!」


 ポチが回し蹴りを放ち、ジェネラルゾンビが倒れた。すかさずソルがジェネラルゾンビの首をはねた。


「危ないところだったな。」


「助けがなくともかわしてたワン!!」


 ポチが威勢の良い声を出す。ソルは「そうか。」とふっと笑う。


「ム・・・。優秀ナ部下ヲコレ以上失イタクナイ!!数デ押セ!!」


 リュウたちはリッチの不死軍団の猛攻に徹底抗戦し、時間経過する。


「ぜぇはぁぜぇはぁ。」


 リュウたちが肩を上下に息をしながら、周りを見回す。死屍累々の不死軍団がいた。


「マサカ、タッタ5人ニ1000体ガヤラレルトハナ・・・。」


 リッチが驚きの声を上げていた。このままでは埒が明かないと感じたのか、控えていた不死軍団に目配せする。


「・・・敬意ヲ評シテ全力ヲ出ソウ。」


 リッチは「死霊魔法・アンデッド合体!!」で控えていた不死軍団2000体超えるであろうアンデッド系魔物がどんどん体し、10M以上のジャイアントゾンビになる。暴竜と渡り合える力を持ってる怪物だ。


「こうして見るとでかいワン!」


 リュウたちとジャイアントゾンビを挟んだ空堀があるが、やすやすと超えてくると一目でわかるくらいの巨体さであった。


「もう時間稼ぎは十分だ!撤退しよう!!」


 ソルの指示にリュウたちが撤退に走るが、ジャイアントゾンビは空堀をひょいっと越えてドシドシ追ってくる。


「あの図体で速いのかよ!!」


「ど、どうしたら・・・。」


 シンがゼーハーゼーハーと置いていかれないように頑張って走る。


「・・・。」


 ソルが撤退先の森林を見やる。


「森林に逃げ込め。身を隠しながら、逃げるんだ!」


 ポチがシンを抱き上げる。


「ありがとうございます!」


「体を鍛えろワン!」


 だが、森林に逃げ込むには距離があり、このままでは追いつかれると思ったリュウは立ち止まる。


「リュウ!」


 リュウの行動にソルたちが足を止める。


「行け!俺はこいつを倒す!!」


 リュウは迫り来るジャイアントゾンビと対峙する。


「無茶だ!そのゾンビは暴竜に対抗できる力を持ってるんだ!!」


 ソルが制止しようとするが、リュウは「人化魔法・竜人化」で体にドラゴンの銀色の鱗がとこどころに発現し、手がドラゴンの手になり、歯に牙が、そして尻尾が生えた。


「な・・・お、お前は・・・。」


 リュウの変貌にソル、ポチ、シンが驚く。


「リュウは変身能力がある。ここはリュウに任せて行くである。」


 リュウの変身を一度目撃しているウルスの声かけに我に返り、撤退に走って行った。


「ヨウヤク本性ヲ見セタナ!」


 リッチが竜人化したリュウを見て叫んだ。


 竜人化したリュウはジャイアントゾンビと対峙する。そのジャイアントゾンビの背後に不死軍団と宙に浮くリッチがいた。


「サァヤレ!!」


 リッチの指示によりジャイアントゾンビが動く。竜人化したリュウは魔力が大幅に上がっていたため、「光魔法(上級)・大いなる光!」で浄化させようとする。だが、怯ませるだけで効果はなかった。


「ムダダ!ジャイアントゾンビハ怨念ノ塊ダ!」


 ジャイアントゾンビが軽く腰を曲げてリュウに目掛けてパンチを繰り出す。


 竜人化リュウはパンチを避けて、そのままジャンプし、ジャイアントゾンビの腕に乗って走る。


「イビルアイレーザー!!」


 ジャイアントゾンビの両目からレーザーが放たれる。竜人化リュウは「ドラゴンスキン!!」でガードし、ジャイアントゾンビの肩に到達するとリュウの口にエネルギーを収束する。


「ドラゴンブレス(弱体化)!!」


 ジャイアントゾンビの顔に攻撃を食らわし、煙が上がる。リュウは地面に着地する。煙が晴れるとジャイアントゾンビの顔がえぐれていた。


「自己再生シロ!」


 リッチの背後に控えていた不死軍団が回復のためにアンデッド魔物を補給すると元に戻る。


 ジャイアントゾンビがリュウに目掛けてパンチの連打を繰り出すが、リュウはことごとく避ける。痺れを切らしたリッチが「捕マエロ!!」と指示を出す。


「悪霊の触手!!」


 ジャイアントゾンビの両手の指先に悪霊が発現し、触手のようにリュウに襲いかかる。リュウは多方向に悪霊の触手が攻めてくるため、避けきれずに捕まった。


「生気吸収!!」


「(こ、これは力を吸い取られる!!まずい!!)」


 生気吸収によって力が抜ける感覚を覚えたリュウが慌てて「風魔法(上級)・竜巻!!」で自分を中心に竜巻を起こし、悪霊の触手を脱出した。リュウが続けざまに攻撃を繰り出す。


「ドラゴンクロー(弱体化)!!」


 リュウの5本指のドラゴンの手を振る。すると5本の大きな斬撃が発生し、ジャイアントゾンビの体に大きな傷をつけた。


「チィッ、自己再生!!」


 ジャイアントゾンビはアンデッド魔物を補給し、再び自己再生された。


「(ジャイアントゾンビの持つ自己再生スキルはアンデッド系魔物から補給するタイプのようだ。どうするか・・・。)」


 リュウはジャイアントゾンビを倒す術を考える。


◇◇場面転換◇◇


 ソル、ポチ、シン、ウルスが亡国ルクテシア王国の跡地近くの森林に身を隠し、リュウとジャイアントゾンビと戦うのを見ていた。


「なんなんだ・・・。魔竜と戦ったときより強いじゃないか・・・。」


 ソルは事情を察していると思われるウルスに振り向く。


「蜥蜴族にあのような変身能力があるのか?」


 ウルスは首を横に振る。


「蜥蜴族に変身能力はないである。」


「・・・変身したリュウの姿は蜥蜴族とは違う。何か知っているのか?」


 ウルスはその問いに少し考え込む。


「(何者かは見当がついてるであるが、リュウはそれを隠しているようであるな。)」


「我輩の住む蜥蜴族にとってリュウは恩人。恩人を疑う真似はしたくないである。」


 ウルスがリュウの事情を察して答えた。


「そうか。」


 ソルはリュウの姿を観察する。


「(とこどころに輝く銀色の鱗・・・。僕は見たことある。覇竜様の・・・いや、まさかな。)」



◇◇場面転換◇◇


「(光魔法は効かないとなると火魔法が有効だが、巨体を一気に燃やし尽くせるほどの威力はない。だが、ちょうど収納魔法に酒が入っている。ソルたちが酒を嗜むからと大量に持たされものだ。これが突破口になるとはな。)」


 考えをまとめたリュウはジャイアントゾンビを見上げる。リッチが「最強技ヲ使エ!!」と指示を出す。


 ジャイアントゾンビがカパッと口を開ける。リュウが身構える。


「最強技・ナイトメアインフェルノ!!」


 多数の悪霊が大きな球体状となってリュウに目掛けて打ち込む。リュウがそれを見た瞬間、「(これはやばすぎる!!)」と瞬間的に横方向にジャンプする。球体が地面に激突すると悪霊が不気味な悲鳴をあげると同時に地面を腐らせ、その一帯が硫酸沼と化した。


「(広範囲に溶かす技か!!)」


 ジャイアントゾンビの最強技に危機感を覚えながらも、リュウはジャイアントゾンビを倒すべく魔法を繰り出す。


「風魔法(上級)・竜巻!」


 リュウはジャイアントゾンビを中心に竜巻を引き起こす。だが、巨体ゆえにそれだけでは効かない。


「ナニヲ・・・?」


 リッチはリュウの狙いが見えずに動きを止める。


 リュウは竜巻に目掛けて収納魔法からありったけの酒樽を放り込む。竜巻によって酒樽が壊れ、液体が大量にぐるぐる回り、竜巻の中心にいるジャイアントゾンビに液体が降りかかる。


 森林に身を隠してるソル、ポチ、シンが「うわぁぁぁー!酒がぁぁぁー!!」と悲しみの声が聞こえたが、リュウは無視するのだった。


「酒・・・?マ、マサカ!!」


 リッチがリュウのやろうとしていることに気づいた。


「そのまさかだ!火魔法(初級)・ファイア!!」


 リュウが竜巻に火をつけた。すると竜巻が怒濤の火炎竜巻に成り変わり、ジャイアントゾンビが火に包まれる。


「ギャァァァァァァァァァァッッ!!」


 ジャイアントゾンビは身体中が火に包まれ、自己再生が出来ない。そのまま火炎竜巻に巻き込まれ続け、やがて燃え尽きるのだった。


 こうして決着がついたリュウは宙に浮いてるリッチを見上げる。


「さて、リッチ。お前が降りてこい!」


 リュウがリッチに下に降りてこいとジェスチャーを出す。リッチが「フン・・・・。」と降りて、リュウと対面するのだった。

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