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異世界転々  作者: 赤井天狐
第三章【魔女】
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第百五十一話【名前を呼んで】


 マーリンさんと歩く王宮の廊下は、このあいだとも勇者と呼ばれていた頃とも違った景色だった。

 前を歩くのは呑気な顔で笑うマーリンさんではなく、それなりに威厳のある顔で背筋を伸ばした元星見の巫女様。

 そんな彼女に、みんなぴしっと姿勢を正して礼をするのだ。

 おはようございます、巫女様。みんなが揃って口にするその言葉が、どこかあの頃とは違う意味を持ってる気がして……

「……みんな、認めてくれたんですね。いえ、あの時から認めてくれてる人もいましたけど……」

「…………君にはそう見えるか。そうか」

 もう、ここには彼女を嘲笑う人物はいないのだろう。

 いたとして、それはもう表立って出来ることではなくなった筈だ。

 勇者を見出したもの、世界を救う筈だったもの。しかし——失敗し、逃げ帰ったもの。かつて、この人はそう扱われた。

 議員の殆どは彼女の言葉になど耳を貸さず、貴族や政治家も星見の力を疑っていた……らしい。

 直接目にしたことがあるのは、本当に僅かな——氷山の一角なんて使い古された言葉が似合うくらい僅かな部分だけ。

 でも、その一点の曇りがそれっきりなんてこともない筈だから、やっぱりその話は真実なんだろう。

 けど、もうそれも無い。

「……世界を救った勇者、救国の天使ですからね」

「まったく、バカな話があったものだよ。力を貸して欲しかった頃には誰も見向きしなかったクセに、出て行く頃になるとみんな引き留めようとするんだ」

 世の中のこういう矛盾も、人間ならではなのかな。と、マーリンさんはちょっとだけ悪戯っぽく笑った。

 別に、魔女だからって何が変わるでもあるまい。少なくとも、昨日までいた世界ではそうだった。

 彼女達は、ご飯をあまり食べないということ以外、殆ど人間と変わらなかった。

 まあ……そこが違うだけでも結構な差だけどさ……


 マーリンさんはみんなに受け入れて貰った。けれど、出来上がってる建物は変わったりしない。

 僕やミラとは違う、余所者ではない足取りで、マーリンさんはその一段上がった廊下へと踏み入れる。あれ……そう言えばさ……

「…………ここ、この段差。元々はどういう意図で作られたものだったんですか? その……これ見よがしに……って感じで、良い気分はしなかったですけど。マーリンさんがここへ来たのって、前の勇者の冒険の時だから……」

「うん? ああ、これ。さあ、僕も知らないや。

 少なくとも、僕がやってくるよりも前——この王宮が建てられた時点で、誰かを隔離する意図が——それも、分かりやすい監禁や排斥という形ではなく、遠回しで嫌味ったらしい、虐めみたいなやり方で誰かを遠ざける意図があったんだろう。

 もしそうでないとしたら…………」

 そうでないとしたら……? ちょっと真剣な顔で一拍溜めて、マーリンさんは僕の様子を窺う。

 やめろ、こら。そういうとこだぞ。そうやってすぐにもったい付け…………いたたっ。み、耳を引っ張らないで。

「……そうでないなら、単に施工ミスだろう。わざわざ通路一本だけを高くする必要がどこにある。それも、玉座の前というわけでもなんでもない。

 書斎に寝室、それに台所。一通り揃ってる以上、やはりここから先を別のものとして扱いたかったんだろうよ」

「そう……ですかねえ。だとしたら、やっぱり寂しいと言うか……」

 今の君が気にすることじゃないだろう。と、ぽんぽんと頭を叩かれ、僕はマーリンさんの視線を辿って廊下の奥へと目を向ける。

 ベッドルーム——ミラがいる場所。

 この間来た時には酷いものを見せられたが、今日はきっと大丈夫。

 マグルさんは“荒れている”と言っていた。つまり、もう起きた後だ。

 どれだけ苦しんでいるのかは分からないけど、少なくとも……っ。あんな姿を見せられるよりはずっと……

「無駄話はおしまい、さっさと行こう」

「……はい!」

 つかつかと廊下を進むマーリンさんの後を追って、僕はズグンと痛む胸を押さえながらその扉を睨んだ。

 もうちょっと……もうちょっとだった……っ。

 どうしても後悔ばかりが募って、その先で苦しんでいるミラへの懺悔が下っ腹から上ってくる。

 今にも吐き出しそうなくらい胃がイライラして、あの頃とは全然違う理由で胃薬が欲しくなって来た。

「おはよう、ミラちゃん。アギトも一緒だ、入っても良いかな?」

 こんこんとドアを叩くと、中から元気な返事が聞こえてきた。

 あれ……? 荒れてるって話だった割には……?

 ゆっくりと開かれたドアの向こうには、何やら……いっぱい陣や魔具の様なものが並んで…………

「おはようございます! マーリン様! 早速ですみません、もう一度召喚をお願いします!」

「……おはよう。なるほど、そういう方向で……」

 そこにあるものに見覚えが……当然無くて。でも、それらが意味するものはすぐに分かった。

 ミラはちょっとだけ青い顔で、けれどキラキラした目で必死に何かを準備していた。

 その何か……が、すぐに分かったという話。でも、そんな顔には見覚えがないんだ。

「……ミラちゃん、お疲れ様。報告はアギトから。大変だったね、まさか魔女のいる世界だなんて」

「うぐっ……はい。正直、今回程自分の非力を痛感したことはありません。

 一度目は……その……諦めたような言い方は癪ですが、人間の領分を超えた終焉が相手でした。二度目も、やはり私の寿命では不可能な案件です。ですが……っ」

 今回は、私に力がありさえすれば……っ。と、ミラは握った拳を震わせ、自分が許せないと言わんばかりに頬を叩いた。

 そしてすぐに、希望に満ちた目をマーリンさんに向けた。

 その泥舟が沈まないのだと、本気で信じている目を——信じなければ潰れてしまうから、泥でぐしゃぐしゃ擦って曇らせた目を。

「……話を聞いておくれ、ミラちゃん。お疲れ様、と。僕はそう言った筈だよ」

「……っ。い、いえ! まだ……まだ……っ。あと少しだったんです! あと少し……もう一日——いえ、半日あれば——」

 ミラちゃん。と、マーリンさんはちょっとだけ強めに名前を呼んで、叱りつけるような目を少女に向けた。

 ミラが必死になって準備していたもの。それは、召喚術式の陣なのだろう。

 当然、こいつの中にもその記録はある。

 それによって呼び出された僕のことは忘れてても、ハークスの発展の為に作り上げられた答えのひとつを、こいつが忘れる筈がない。

 己を食い殺す筈だった悪鬼の姿を、忘れられる筈がないのだ。

「…………っ……ミラ……」

 血の味がした。

 悔しい——と、ミラはそういう感情を段々と表に出し始める。

 もう、再召喚は出来ない。

 同じ世界への渡航は不可能で、取り逃がした栄光は二度と手元にはやって来ないのだ、と。

 そう告げられて、ミラは涙をボロボロこぼしてしまった。

 悔しい——悔しい、悔しい————っ。悔しい————

 唇の端から生暖かいものが顎の方へと伝って、僕は握ってた拳が痺れ始めたのを自覚した。

 もう少しで救えたのに——と。

 ミラは——僕は————あと一歩で救えた筈の大切な人を前に、吐き出す先の無い悔しさと憤りに溺れそうになってしまった。

「……お疲れ様、ふたりとも。さてと。アギト、覚えているかな? どうしてここへ来ることになったか……ここへ来ることを優先した理由、きっかけ。僕の言葉を」

「…………へ? ここへ……えっと……そりゃ、ミラちゃんのことが心配で……」

 へなちょこ。と、凄く蔑んだ目で睨まれてしまった。

 うぐっ…………ぐっ…………ううぅっ……な、泣きそう。いつも優しいマーリンさんに本気で呆れられてしまった感じ。

 で、でも……どうしてだろう、ドキドキする。

 苦しい、つらい、悲しい。なのに……どうしてだろう、ドキドキする!

「ほんっとに君は……はあ。面白い話をしてあげよう、って。そう言っただろう? それで、折角ならミラちゃんも一緒にってさ」

「えっと…………ああ、はい。え? そういうニュアンスでしたっけ……? なんか違うような……」

 細かいことは良いんだよ。と、マーリンさんは僕とミラの手を引いて、そしてそのままベッドに放り投げるみたいに座らせた。

 ちょ、ちょっと貴女……べ、別に本人が良いなら良いけどさ。

 女の子のベッドに座るのって……な、なんだかちょっと……えっちな気分だよね……っ。

「僕の見立てだが……うん。先にこの言葉を送るべきだろう。

 アギト、ミラちゃん。ううん、新世代の勇者よ。

 ありがとう、そしておめでとう。君達のおかげで、またひとつの世界が救われたよ」

「…………? えっと……マーリン様……?」

 救われた……って、救えなかったからこうして落ち込んでるんだろうが。

 僕とミラは首を傾げて、そしてお互いその言葉の真意を掴めないもの同士で顔を突き合わせた。

「なぁに、単純な話だ。言葉の通り、その世界は救われたんだよ。終焉は回避された、目的は達せられたんだ。やったね、ふたりとも。まず、第一歩だ」

「……えっと…………ええっと…………? 救われた……って……でも、俺達は……」

 紅蓮の魔女と友達になれなかった、かい? と、マーリンさんはわざとらしく拗ねたようなそぶりを見せた。

 こらこら、そういうのやめなさい。本気にするから、隣の子が。

 そして……ぼ、僕も割と……ネタと分かっててもしょんぼりしちゃうから……

「ごほん。アギトから聞いた話、そしてミラちゃんの態度。推論の域を出ないと言われてしまうと、やっぱり証明のしようがない以上何も言えないけどさ。でも、確証はある。

 君達から貰った情報をもとに考えると、その世界は、召喚の成功とともに救われていたと考えるべきだ」

「召喚の成功とともに……って……? マーリンさん、それはどういう……」

 ちょっとだけややこしい話だけどね。と、そう前置きして、マーリンさんは分厚いカーテンをざっと開けて、眩しい朝日を浴びながら説明してくれる。

「その世界は恐らく、観測者を求めていたんだ。より正確に言うと、世界として成り立つ為のきっかけが欲しかった。

 キルケー。ヘカーテ。アギト、君にはその名前に覚えがあるんじゃないのかい?」

「え? 覚えって……そんな知り合いいませんよ。あんな美人な知り合い…………それどころか……女の子の知り合いなんて…………っ」

 ここにいるふた。以外、あとはエルゥさんと花渕さんと………………に、西さんは女の子カウントで大丈夫ですか……? おばちゃんも女子会プラン適応出来るし、セーフだよね。

 ぶつぶつ言って悩む僕を前に、マーリンさんは大きなため息をついて……

「違う違う、そうじゃなくて。その名前に、聞き覚えくらいはあるんじゃないのかって話。

 なんだって良い。僕みたいな著名人。或いは、物語の中の登場人物。

 ミラちゃんよりも多くの世界を知ってる君なら、思い当たる節があるだろう」

 ミラよりも多くの世界を……? いや、今まで行った世界の中にもそんな知り合いは…………あっ!

「いました! 女の子の知り合い! アイリーンのこと忘れてまし——」

「————このバカアギトが——ぁっ!」

 すぱぁん! と、良い音を鳴らして、マーリンさんの右手のひらが僕の頬をしばき上げた。

 い、いてぇ! な、何するんだよぅ!

「そうじゃなくて! もっとこう…………こう…………っ! ああもう!」

 なんだかじれったいと言わんばかりにもがいて、そしてマーリンさんは僕の首根っこを捕まえてベッドから引き摺り下ろす。

 そして部屋の隅に連れ込まれ、ミラから顔を背けるようにしてずいと近付かれた。でへ……美人……いい匂い……

「なんだって召喚された後のことばかり考えるんだ、君は。あるだろう、元々の君の生活が。

 その中に、キルケーやヘカーテって名前の何かがあったんじゃないのか?

 別に、意味の繋がらない単語でも良い。お菓子の名前でも、ちょっとした悪口でも。

 なんだって良い。そのふたつは、君の知ってる——魔女や魔法、魔術に由来する単語じゃなかったか?」

「……元々……の……?」

 えっと……それだと…………そう、だな。

 キルケーもヘカーテも……ヘカテ? ヘカテー? 色々呼び方はあった気がするけど、どっちも神話に出てくる魔女とか魔法使いの……

「そうだ。君達が訪れた世界は、君達が訪れることによって完成した。

 特にアギト、君の影響を強く受けたんだろう。アギトの知る名前、人物像。そして、ふたりの共通した認知——マーリンという分かりやすい強力な存在。

 その世界は、魔女の世界としてだけ存在し、そこへ君達が召喚されることで形を得たんだ。

 そこにある歴史も、未来も。全て君達に起因して発生していると考えられる」

「…………? えっと……す、すみません……話が難しくて……?」

 そっか! と、納得出来てない僕を他所に、ミラは凄く嬉しそうに目を輝かせた。

 え? え? な、何がそっかなの⁈

「どうりで見分けがつかないわけです! あのマーリン様は、やっぱり本物のマーリン様だったんですよ!

 私とアギトさんのイメージをそのまま抽出して作られた、文字通りもうひとりのマーリン様です!

 その圧倒的な強さも、美しさも、気高さも! ええと……どうしてあんなに攻撃的だったのか……に、ついては……」

「…………そこも、君達の印象なんだろうね。まあ……君達の前では結構過激なこともした。ミラちゃんなんか、一番本気で戦ってるところを見てるしね。

 アギトにも同じようなとこを見せてる。だから……そこが一番表面に出てきたんだろう。

 何よりも強い、頼もしい、過激な大魔導士として。それ以外の部分は、ふたりの間での食い違いもあったりして……」

 ちょっとだけ混線してたんじゃないのかな? と、マーリンさんは嘆いた。

 僕とミラのイメージのマーリンさん……? なる……ほ…………ど? だとすると……ふむ?

 魔女の姿なのにザックとフィーネが存在することに、それが僕達の記憶から生成されたものかもしれないと解釈したことがあった。

 召喚術式が存在して、その時にたまたま僕達の記憶と繋がって。そして、紅蓮の魔女は発生したんじゃないか、って。

「……となると……キルケーさんやヘカーテさんは……」

「それもまた、君達の……主にアギトの印象なんだろう。魔女という情報——属性に当て嵌まる名前を付けられたんだ。ミラちゃん、その子達の外見を教えておくれ。性格や、使っていた魔術なんかも教えて欲しいな」

 ええっと……と、色々説明し始めたミラを横目に、僕も出来るだけふたりの姿を克明に思い出す。

 思い出して行くと………………た、確かに。

 僕はいったい何度キルケーさんをマーリンさんっぽいと思っただろうか。

「恐らくだけど、そのふたりの元になったのも、僕やミラちゃん、それにオックスだろうね。

 或いは、他にももっと大勢の情報を元にしてるかもしれないけど、ミラちゃんの知らない人物のイメージは影に隠れていたんだろう。

 ミラちゃんの感覚を以って見分けが付かない程そっくりな僕——まるで違う世界に存在する同じ人物というのが決め手だ。

 やはりそこは、ふたりのイメージでやっと成立した世界だったんだよ」

「…………じゃあ……もし、その……成功してた……ってことなら……」

 ミラの記憶は……? 僕の心の中の問いに、マーリンさんはちょっとだけ寂しそうに目を細めた。

 その世界に流れ着いたのはミラの記憶ではなかった。

 或いは、僕についての記憶以外の——もっと別の代償を取り戻しただけなのかもしれない。と、そう言われたようだった。

「未だ最終目的は達せられていないけど、ここへ来てようやく第一歩だ。お疲れ様、ふたりとも。君達は無事、世界を救ったんだよ」

 そう言って、マーリンさんは嬉しそうに笑った。

 そ、そっか……そうなのか……? いや、まだ釈然としないと言うか…………り、理解が追い付いてないと言うか……っ。

 そ、そうだ! 世界が救われたかどうかも問題だけど、ミラが後悔してるのはそこじゃなくて——

「——うおぅっ⁈ おかえり、フィーネ。珍しいね、こんな日が昇ってから。ん……おや?」

 朝日の差し込む窓を開け放すと、爽やかな風とともに銀色のフクロウが勢い良く飛び込んで来た。

 一度は僕もミラも身構えてしまったけど、それが大人しくて賢いフィーネであると思い出せば笑みも溢れる。

 そして、そんな彼……彼女? フィーネに、友達かい? と、マーリンさんは笑って尋ねた。

 その視線の先には、同じように窓から部屋の中へと飛び込んでくる二羽のフクロウの姿があって……

 金の瞳。大きな翼。けれど、一羽は——少しだけ体の大きな方は、怪我をしているのか翼が少し小さくなっていた。

 仲睦まじそうなその二羽は、“灰色”の羽毛に包まれていて……

「…………キルケー……ヘカーテ……?」

 ミラの声に反応したのかは定かではないが、少し小柄な方のフクロウはほろろと高い声で鳴いた。

 ああ——そっか。あの世界では、マーリンさんの翼も銀色だったから————

「——キルケーっ! ヘカーテっ!」

「えっ? いやいや。ミラちゃん? その世界が君達の認知の元に出来上がってるとは言ったけど、だからってこっちにまでその影響は……」

 ホロ。と、低く鳴いたのはフィーネだった。

 そして首を百度ちょっと傾げると、じっと二羽の方を見つめて黙ってしまった。

 あ、あれ……? い、言われてみると……確かにそう見えてきた!

 ぶわっと翼を広げたり、首を傾げたり。フクロウが群れを作るなんて聞いたことないけど、でも……目の前の三羽は確かに仲良さそうにしているのだ。

「……こっちの影響であの世界が出来あがってたとするなら……」

 じゃあ、この三羽はあの世界の影響で……なんて。

 ミラが嬉しそうにしてるから、どうにもそうとしか思えなくなってしまった。

 フィーネよりもちょっとだけ大きなフクロウをキルケーと。そして、それよりもほんの僅かに大きな——左の翼がちょっと歪で、そして首元がよりモコモコしてる方をヘカーテと。

 ミラはその二羽をそう呼んで…………私が飼う! と、昔よく見た子供みたいな顔で駄々をこね出した。お、お前なぁ……


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