表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/46

第33話 行き来する日々

 それから愛里は尚貴の家にちょくちょくお邪魔するようになった。


 行くたびに郡山からマナー講座や指導をされ、あれで終わりではないのか……トホホ、と思ったりもしたけれど、おかげでだいぶレディな振る舞いが身についてきた。


 漫画を描くための作業部屋は、道具も揃いに揃って快適だし、郡山やメイドに頼めば大抵のものは揃えてくれた。


 至れり尽くせりの恵まれた作業環境の中、愛里と尚貴は時間の限り作品を磨き合った。


 それぞれ仕事が終わり次第、作業部屋に集合して漫画を描く。


 尚貴も夢を現実のものにするため、愛里のアドバイスを受けて漫画新人賞に応募することを始めた。


 二人で過ごす時間が増えて、一人の時間の方が珍しいような状態だ。


 これって、どんな関係なんだろう? という愛里の疑問はいまだに解消されていないままだったが。


(家に呼ばれているって思うと特別な感じもするけど、大きなお屋敷だから、なんていうか、全然家って感じしないんだよね)


 作業が白熱して帰るのが遅くなり、また泊めさせてもらったりもしたが、愛里以外にも泊まっている客人が本当にたくさんいた。やはり一般家庭とはだいぶ違う。


 尚貴の家で冬コミ原稿合宿をしようなんて話も出て、東京・大阪からはなやん達創作仲間も呼んじゃおうと盛り上がったり――



 そんな中、事件は起きた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ